日記/希望のかなた
2024.3.4
8時30分起床。しばらくベッドでゴロゴロして、10時頃に朝ごはんの支度。食パンとパンオレザン、サラダ、ヨーグルト、ウインナー、スクランブルエッグ、シチューの残り。もりもり食べた。洗い物をして、掃除機をかけて、ベッドでうとうとしていたらもう14時だった。
身支度を済ませて恵文社へ。楽しみにしていた、蟹の親子さんの『日記集 水筒』を購入。そのまま北大路の喫茶店へ移動。あたたかく、ダウンを着て自転車を漕いでいるとじんわり汗ばむ陽気。花粉も絶好調。苺のクリームあんみつとホットコーヒーをお供に、日記集を読み進める。こういう時間が本当に幸せ。途中、猫が顔を出した。会えて嬉しい。窓際で光を集めていた。
出町座でアキ・カウリスマキ特集がやっていたので『希望のかなた』を見る。犬、犬〜〜…!どうしようもない現実、淡々とした絶望。けれどそこには、優しさがそっと咲くように在る。希望をみる。鑑賞後のあたたかな余韻が心地良い。期間中に、他の作品も観に行きたいな。
昨日から無性に餃子が食べたかったので、映画終わりそのままの足で王将へ行き、餃子とチャーハンのセットを食べた。餃子欲が満たされた。
今日はなんだか、何をしていても、何処にいても、ずっと寂しかった。本当の意味で、独りだと思った。あたたかくなったから?春は残酷。生理前の情緒の揺れかも。余計なことを言いそうになる。帰り道にイヤホンで柴田聡子の新譜を聴く。この前スピーカーで聴いたのよりグッときた。夜、音楽を聴きながら、自転車を漕ぐ時間が好きだ。ふわふわする。帰って泣いた。笑っていてほしい。
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