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スキあらば「読書」、スキだから「読書」。【企画参加】

本、読まれてますか?

忙しいはずのあの人に限って、「年間100冊以上は読んでます。」とか言うのよね。1日の時間は24時間、多忙な人もあたふたな人もそうでもない人もみんな同じ。

note界隈の方は、読書家が多いし、100冊超えてる方もきっと多い。

読む人は読む、ただそれだけ。

習慣化?興味?どうなんでしょう。(教えてください)


さて、今週も珈琲次郎さんの企画に参加させていただきます☕️
お題は、「パートナーとの読書」です。📚

ぜひみなさまも、ご参加くださいね~^^♪


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共通の趣味が限りなく少ない、私たち。

その限りある中に、「読書」が入る。


それぞれの興味関心は、恐らく対極にあるので、普段触れる本はまったく異なる。

夫であれば、仕事の専門書やビジネス書。

私は、語学、芸術、料理に関するものやエッセイ、が多い。

互いの専門書のような混み合ったものには手をつけない。

安易に手を出してもわからないし、試しにパラパラみてもやっぱりわからない。得意な人に任せたらいい。



だが、不思議なことに、

私たちは「読書」の楽しみ方が似ている。

ふらっと本屋に寄って、夫が手に取る本は、妻も読みたいなと思う。

厚みはあるけれど、案外3、4時間もあれば読めてしまうビジネス書。語りかけるような文調で綴られているので、すっと入り込めて、どんどん前のめりになる。

ジャンルは、社会学、地政学、歴史に触れているものなど。

”世の中の動きや人に興味があること“、

この共通点が、会話が途絶えないひとつの理由なのだと思う。


なるべく広く、世の中の動きや仕組みを理解したい、という想いが根底にある。

ひとつひとつ試してみる。おもしろいと感じたら、二度読んでみたり、次は一歩踏み込んだ本にチャレンジしてみたり。

本を読みながら、ひとつのきっかけになるような出会いを探している、とも言える。



書店で買った本。夫も妻も読み終えたら、次にやること。

”メルカリで本を手放す。“

最新の書籍であれば、店舗で買った値段とさほど変わりない金額で売れることが多い。

それぞれの読書ノートに気になる箇所を書き留める。これでもう安心。読んだ記録はしっかり自分のもの。

「もしまた読みたくなったら?」
と聞いてみたことがある。

「そしたら、またメルカリという本棚から買えばいいんだよ。」と夫は言った。

なんだその臭いセリフ。
いいじゃん、と思った。


メルカリを夫に勧めてから、本を買う頻度がはるかに増えた。

買う売るのハードルが低くなり、「気になるなら読んでみればいい」という発想になった。

生まれつき貧乏性の妻も、書店で躊躇いなく(多少はある)本を買うようになった。「もしそんなに好きじゃなければ、手放せばいい」と思えるようになった。

物が少なめな私と夫にとって、本を流通させるスタイルは性に合っているらしい。メルカリ無くして、夫婦の「読書」は成立しない、と言ってもいいほど。



私たちは、「読書」の楽しみ方が似ている。

好奇心のままに嗜んで、共有。そして、手放す。
そこには、執着は存在していなくて、自由で、夫と私みたいな性格と生き様の象徴でもある。




夫の積読書📚
未開封。いつ仕事が終わるのやら。



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