見出し画像

専業主婦の働き方⑧ お手洗い掃除編

ー「トイレの神様が宿る!?🧻✨」


我が家のトイレには、おそらく神様がいる。

その神聖なエリアに踏み入ると、ふわっと神々しい、健やかな気持ちになる。

待ってたよ、と言わんばかりのお迎え体制なのである。

(お食事中の方は閲覧お気をつけください🙇‍♀️)
・・・

トイレ掃除が大大大大っ嫌いだった。
イヤイヤ期の子どもみたいに、駄々をこねるような言い方をしてしまったが、それくらい苦痛だった。

だって、暗いし寒いし、、。

結婚当初、夫にトイレ掃除を押し付けてみたことがある。

「おーん、、やってみようか?」

という、ぬるい返事。

すきあらば転がっている夫がむくっと起き上がり、トイレの方向にスタスタと向かった。「Yes」と言いさえすれば、夫の行動は早い。

そおっと、遠くからお掃除の様子を見守った。


1分30秒後。

「終わったよ〜」

「ありがとう!助かったよ〜」
(え?早すぎない??)

いや、でも夫の行動を疑うのは妻としていかがなものか。ここはグッと堪えよう。そう思い、トイレ掃除チェックは行わなかった。


数時間後、不意にトイレに行った。

んん??
これはデジャビュなのか?

私の髪の毛は落ちたまま。空気は淀んだまま、、。

あれ?掃除してくれた、、よね?
水を流した際に香る、この爽やかな匂い、これはお掃除をしたってことなんだよね?


「夫さん、トイレって、、掃除してくれたんだよね?」

「おん、したよ〜」

「ちなみに、床とか拭いた?便器も。」

「え?してないよ。」

「え?」

「え?」

おかしいな。夫は決して嘘はつけないはずだが。


「じゃあ、どこを掃除してくれたのかな、、?」

「トイレスタンプ押した!」


ちがーう!!!!!

トイレスタンプは、便器を磨いて、床を拭いて、キレイを保つためにプラスαで使うものであって、汚れを取らずに、スタンプを押して何とかなる問題ではない。

夫は、トイレスタンプが魔法の道具だと思い込んでいたらしい。

どおりで、トイレ掃除が瞬足で終わるはずだ、、。


この事件以降、私がトイレ掃除をして、その後に夫にトイレスタンプを押してもらう、という謎の役割分担ができた。

でもね。トイレスタンプを押してもらえるだけで、嬉しいのよ。ありがとうね、夫。

といった経緯があり、
トイレ掃除が大の嫌いな妻は、策を練った結果、その場所を神聖な領域に築き上げるという、行動に出た。

まず、トイレマット、トイレカバー、トイレットペーパーホルダーなど、そんな無意味なものはいらん派だった私だが、あえて、その無意味らしき小物を我が家のお手洗いに迎え入れた。

特別かわいらしくて、テンションが上がるものを選んだ。


そしたら、あら不思議。

トイレが見違えたのである。

パッと明るく、華やかな印象になり、思わず長居したくなるような、そんな居心地の良い場所になった。


さらに、お気に入りのアイテムたちに、ちょっとした埃や汚れがあれば、「あら、かわいそうに」と気づいた時にパパッとお手入れをしたいなと思う気持ちが、芽生え始めた。


夫が定期的に押してくれるトイレスタンプも加わって(大切!)、

我が家のトイレには、神様が宿ったのである。

・・・

好きな家事もあれば、嫌いな家事もある。
それは人それぞれで、仕方ないこと。

家事分担をするなら、得意な方が得意なことをしたら良いのだけど、全てがそう上手くはいかなかったりする。

嫌な家事・掃除と思わずに、どうしたら楽しい時間になるかを、ご夫婦で相談してみたら、ベターな答えが見つかるのかも。

トイレに神様を宿してみよう〜!🚽🧚✨


______________________


*🧻トイレの神様にまつわるアレコレ🚽*

・『みんな大好き!? 大便から生まれた「トイレの神様」とは?』、八木龍平さん、DIAMONDonline、2021.10.19 2:30
https://diamond.jp/articles/-/285097#:~:text=%E3%83%88%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%82%AD%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%81%AA,%E5%A4%A7%E4%BE%BF%E3%81%8B%E3%82%89%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%81%8B%E3%80%82

・トイレの神様/植村花菜さん
懐かしのあの曲を、youtubeでお聴きいただけます♪

・『トイレの神様』MBSドラマ


この記事が参加している募集

家事の工夫

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?