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専業主婦、これからどうするの?

ー「⚪︎⚪︎ありきで考えるの、やーめた。」


仕事して、結婚して、出産して、子育てして…

何歳くらいにはこのイベントを迎えたい!と、心のノートに想い描く。


ところがどっこい。あら、不思議。全然シナリオ通りにいかないじゃないの。

彼氏とお別れしたり、結婚したけど子どもを授からなかったり、または予定よりも早く授かって結婚が後になったり、あるいは、今は仕事に集中したいから子どもはまだと考えるようになったり…

色々と、あると思うんです。
予期せぬことがあったり、年齢を重ねて考えが変わったり影響されたり。こればっかりは誰にもわからない。本人すらお手上げな状態。


さて、
本日は「ライフ・キャリアプラン」について。

現在、専業主婦のわたくし。
今後について、誠に勝手ながらつらつらと書いてゆきます。

よろしければ、お付き合いください^^



「今後どうするの?何か予定はあるの?」

専業主婦をしてる、と言うとかなりの確率で聞かれること。
これは、”働くつもりだろう”という前提の問い。もしくは、”もしかして妊娠してる?or妊活中?”という含みをあらわしている。


「いま妊活中で…」

と、だいたいは返す。

これは私にとって、本心であり、建前でもある。


子どもを望んでいるし、妊活中なのは間違いない。だが、それだけではない。

夫の転勤を機に、激務の前職を辞めた。改めて、別の仕事をする選択肢もあるのだが、せっかく専業主婦になったので、新たな働き方を満喫させてもらっている段階、でもある。



東京に越してきて、早いもので8ヶ月ほど過ぎ、
問題が起きた。

妊娠しない、のである。

正直なところ、こんなにも健康で、妊娠するのに実年齢も子宮の年齢も問題ない女性が悩む対象になるなんて、これぽっちも思ってもみなかった(いや、少しは思ってなくもなかったのだが)。

(※不妊治療の通院もろもろについては、こちらの記事では割愛する。)



「専業主婦になって、
妊娠して出産して、子育てをする。」

数ヶ月前に掲げた、私のライフプラン。

少しずつ計画が後ろ倒しになっていくにつれて、
先回りして考えてみも、どうにもならないことはある、と知った。

「こればっかりはわからないからねえ〜」と先人たちが口を揃えて言っていた意味が、今になってひしひしとわかるのである。



今もなお、「妊活中」ではある。

「子どもが欲しいね~」「できれば早い方がいいね~」と言って臨んだ新婚生活だったが、こればっかりは致し方ない。タイミングと医療の力。あとは、神頼み。神のみぞ知る。いや、神もきっとご存知でない。

二進も三進も行かないので、
「すぐじゃないかも」「ずっと夫婦ふたりかも」のプランをぼちぼちと考え始めたりしている。

もちろん、「きっとすぐ!」とポジティブに考えたい気持ちもあるが、淡い期待を抱いてふわふわしている時間が勿体無い。根っからの勿体無い病というのもあるが、どうせ生きてるならという厚かましさも大いに関係している、と思う。

”子どもができないなら、やりたいことやろう!”

と考えるようになった。


そして、次第に、

”もし、⚪︎⚪︎なら…”

と考えること自体、どうなのか。と思うようになった。


それは、逆に言えば、
「妊娠しているから、仕事を諦める」
「子どもがいるから、やりたいことを我慢する」
「母親だから、子どものそばにいてあげないと」

ということにならないか、と。


もちろん、家族構成やライフスタイルの変化で、少なからず制限されることはあるだろう。だが、将来を想定して、先回りして自分をセーブするのは、いかがなものか。そんな生き方は面白味にかけるし、あまりにもつまらない。


”自分のやりたいようにする。子どもができても、できなくても。”

そう考えるようになった。


何を当たり前のことを、とも思う。
だが、家族や将来のことを考えるうえで、ついつい自分のことを後回しにしがち、だったりする。

「夫のために」
「子どものために」
「家族のために」

自分が望むことか?それとも、自己犠牲か?

“自分はどうしたいのか”、は常に心に留めておきたい。




私、専業主婦。
「妊活中」の傍ら、好き勝手やらせてもらっている。

今は建築系の学校に通って、こうしてnoteを書かせてもらって、あとは主婦業と、読書と語学学習と。運動不足なので、何かスポーツを始めたいなと企んでいるところ。

結婚する前は頭の中で将来像を描いていた。結婚後は、ふたりのライフプラン、キャリアプランをノートに書いて、見える化している。まあ、予定通りにはいかないのだけれども。


ちなみに、10年後の私は、フランスと日本を行き来してたりする。私のプランを夫に話して、「え??!置いていかないで!」と言われ、「まあまあゆっくり話していこうよ」と宥めているところ。

10年後。
夫婦ふたり、それとも家族が増えているかもしれない。まだ誰も知らない、先のこと。
これからゆっくり、ふたりで考えていくことにする。




(あとがき)
ライフ・キャリアプラン、考えてないと駄目だと思ってました。3年後、5年後、10年後…。もちろん、計画があれば”今日”がより充実するのかもしれません。けれど、好きなことだけはしっかり守りつつ、日々を大切にしていけば、そう焦らずとも、な気はするのです。

何かを”犠牲”にするのではなく、”大切にしたい人・ことを守る”。そういう、キャリア・ライフプランがいいなと私は思います。


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