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精油って難しい?

精油は注意事項・禁忌事項が多くて、使いにくい。よくわからない。
そう思われている方は多いと思います。
そして実際に精油は植物の作り出した化学成分なので、使い方によってはかなりの刺激になりますし、危険性が伴います。

ただその危険が伴う使用方法は、例えば、精油を飲用したり、飲まずとも皮膚に直塗りしたり、または一度に大量に使用したりした場合のことがほとんど。

1滴、2滴、3滴の使用でどうにかなってしまうほど危険なものであったら、これほど野放しにならず、もっと規制がかかっているはず。
(じゃ1滴だから飲んでいい、みたいなことではないので悪しからず)

心地よいという感覚を

特に芳香浴に関しては妊婦さんや3歳以下(個人的には1 歳以上からがいいかなと思います)のこどもでも問題なく安心して使えます。むしろストレスを緩和したり、免疫をサポートしたり、良い作用が働きます。

ただ一日中、ディフューザーなどで焚きっぱなし、だとか、10滴も20滴も窓を締め切った部屋で香らせる、みたいなことは単純に苦しいと思います。そして不自然な使い方ですね。

心地よいと感じる程度に自然に香らせる、
カレーを作ったらカレーのスパイシーな匂いが部屋に漂うように、コーヒーを入れたらコーヒーの香ばしい香りが部屋に広がるように、
その感覚は精油も同じです。

妊婦さんは匂いの感覚が変わったり、敏感になるので、なんの香りを選ぶか、というのは心地よく使う上で重要なポイントになってきますし、香りがあることで気持ち悪くなるようであれば、無理に使わない、という選択も必要です。
つわりで気持ち悪い時に、さらに気持ち悪くなってしまいそうな食べものをあえて口にしないですよね。それと同じです。
(いいと思う香りを選ぶ、というのは妊婦さんに限らず、どの人にとっても大切ですが。頭で選ぶより、嗅覚で選ぶ!)

シンプルに香りを楽しむ

注意事項があって難しい、と思う場合は、あえて肌に塗ったりする必要もなく、シンプルに芳香浴で楽しむこと。アロマセラピー=芳香療法です。

ディフューザーでなくても、ティッシュやコットンに垂らしたり、ポストカードや名刺に垂らしたり、アロマスプレーをシュッとしたり。
(こどもがいる場合、ディフューザーを倒してしまったり、などなどの心配もあるので、アロマスプレーは使いやすいです。個人的に好きなのはポストカードに精油を1滴垂らしてカードスタンドに立ててこどもの手の届かないところに飾っておくこと)

生活の中であくまで自然に香りを楽しむこと、香りを感じてリラックスしたり、リフレッシュしたり、それだけで十分心身に働きかけてくれます☺︎それほど精油の1滴はパワフルです。

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