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フジロックを見て継続の素敵さを改めて思う

音楽が大好きです。
フジロックを見て、踊って泣いてじーんとして、楽しみながらあることを感じました。

私は整体をしています。
経験は諸先輩方に比べたら浅いです。
が、想いはブレません。

この活動をしていくにあたって、活動費について考えることがずっとあります。
なぜなら私の師事する師匠やそのコミュニティは、お金を稼ごうという気がない人ばかりだからです。
民間療法に近い、でも癌やいわゆる病院で見放された人たちをも救ってきた、マイナーなコミュニティです。
それで食ってる先人は皆、整体以外で収入源を確保しながら、裕福ではないながらも、このお金のかからない整体をただ広めたいという想いで続けてきた人たちです。お金をどうにかしようという気が全くない、酒や楽しいこと好きなおもしろい大人たちです。

私には3人の子どもがいて、赤ちゃんの頃からセミナーに通って学んで、今も家族の協力を得ながら学びや施術の活動を続けています。
セミナー費は業界の中では内容を考えると破格だと思いますし、家族の不調にも自分でどうにかできるので、確実にやっててよかったと思っています。
ですが、活動費も日程調整も、簡単ではないので、どうにかこれ一本で生計を立てられる仕組みづくりは出来ないのかなぁと考えてたりしていました。

師匠たちに話を聞いてもらったりしても、どうやらみんな本業のかたわら続けているうちに、いつのまにかこれだけで食っていけるようになったと。
そうするしかない、というかこの整体はそういう気持ちがあるからこそできる、そんな理念だと。
それもめちゃくちゃわかるんですが、、うーん、まぁそうか、そういうもんなのかと思ったりして。

師匠たちに言わせると、私がそんな経済的なこととかでひっかかっているのはもったいないレベルにいる、もう人に教える側に立っていると言ってもらったのですが、それは素直に嬉しいことなのですが、
やっぱり経済的なことを考えると苦しいので、バイトもしています。

本当は整体のことに時間をがっつり使いたい。
勉強したいし、施術したい。
楽しいし、好きだから。

そんな中、フジロックを見ていたわけです。

何人ものアーティストが言っていました。

「いつか立ちたいと思っていたこのステージに今立っている」

そこで思ったわけです。
音楽も整体も一緒だなって。

好きなこと、やりたいこと
それは楽しいけどそれだけじゃない。

練習だってするし勉強だってする
必要なものは買うし、活動するためにお金もかかる
それがもっと楽しむために必要なことだから。

だから、いつかを信じて、続けている。
苦しいことがあっても、とにかく続けている。
やりたいから、続けている。

そしたら叶った。

あぁ、結局そうなんだ。
継続の勝ちだ。

どんなに苦しくても好きなことなら継続していられるし、継続していると何も起こらないってことはなくて、ちゃんと壁が現れるから、それを、楽しくても時に辛くても乗り越えていければ、いつのまにかいろんなものができていくんだって。
好きじゃなきゃ乗り越える気も失せちゃうかもしれないけど、好きなら壁すらも楽しめるでしょって。

あぁみんなきらきらしてんなぁって。

なんか余計なこと考えすぎず、ただ、やりたいからやってる整体を、やりたいだけ、無理しないでやれるやり方でやれるだけ、続けとこうって思いました。

だってやりたいから。

やめようって思ったことはないし、困っている人の体に無関心になる自分になることはこの先ないと思う。
だからもっと収入やら経済的なことは楽に考えて、ただ続けていようと思った。楽しみながら。

六月からバイトを始めて、施術できるスケジュールは減ったのに、整体の予約は増えた。なんだこれは。

バイトも楽ではないけど、自分が楽しめることをしてる。

体的にはハードになったけど、楽しいことをしているので、心はとても元気。
毎月があっという間で、より一層、一瞬を大切にしようと思うようになった。

フジロックのステージでキラキラしていたアーティストたちも、きっといろんな葛藤を乗り越えてきたはず。
私もいつか、いつのまにか、ここまできたなぁって、いつのまにかそういえば、って思える日がくることを信じて、ただ、この営みを続けていくだけだと思った。

好きなんだから。

そこに関しては余計なことは考えなくていいようにバイトも適当に頑張ってこうと。
とにかく楽しんでいこうと思いました。

教室もやっていたけどお休みして半年。
やっちゃってこうと思った。

やらなきゃ進むことはない。
やってうまくいかないと思ったとしてもそれも進んでいる。
何もやらないより、やることだ。

AIRJAMに行ったときハイスタの難波さんが言ってた。
「keep going」

続けてこう。

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