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船の旅

私にとって船の旅は、伊豆七島への旅だった

伊豆七島へ地獄船旅

荒れ狂う海、ず〜と、ず〜と揺れている船室

止まらないフライングパイレーツを体感してからは

船の旅というと正直良いイメージがない


だが相棒が乗る船の旅は全く違う

そう世界のセレブが乗るような超大型豪華客船

相棒が以前撮った動画を見せてもらったが


ズバリ【街】だった


シアターがあって、音楽ライブがあって、ダンスホールがあって

プールにジャグジーがあって、遊園地まであるのだ

そして、船内での飲食は基本的に全て無料(アルコール以外)


世界の決まった都市に寄港するが、降りるも降りないも自由

船内を歩くだけでクタクタになるそうだ

そんな豪華客船のスイートクラスに泊まる

男同士で約一週間以上も

個人的には有り得ないのだが

客室がズバリ私が住んでいる部屋よりも

圧倒的に広いのだ

ルームサービスもある


「凄いなよね〜」と妻に、何度か話した事があるが

その都度

「全く興味がない」

「お金をもらっても行きたくない」

と言い


相棒にその話をすると

「船旅の楽しさを知らないからだよ」

「もったいないな〜」

と言う


安い金額でも、何十万円もする船旅

高い金額だと何百万円もする場合があるが、相棒は当然ように

一括で支払いって船旅をする


人が思う価値観って、それぞれだ


何十万円、何百万円も使って船旅をするなんて

もったいないという考え

その船旅が最高だという考え


私はずるいのでどちらの考えにも賛成だ

何でも一度は体験してい見たい欲望のほうが強い


出来るのならば、豪華客船の旅を一度はしてみたいが

私と相棒で行くことは、まずないだろう

金銭的なこともあるが、二人で船旅出たら会社が成り立たない


なので

私は、仮想の船旅をする


酒を呑みながら、じっくりと船旅の話を聞くのだ

そう

それは

もう来月のこと

2月の半分以上は、船の上にいる相棒が帰ってくるのを待とう


厄介なのは、船旅の前は浮かれてあまり仕事が手につかず

帰ってきてからは

船旅からの疲れと後片付けで仕事にならないだろう

2月はそんな感じの月になりそうだ


いろんな意味で

私は、相棒が帰ってくるのを待たなければならない

まぁ~元気に行って帰ってきて

楽しい船旅の話と美味しいお酒を呑めれば

結局のところ、私は大満足なんだなと思う

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