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ハズが大学(院)生になって変わったこと。そして卒業

Hello, みろろんです。本日6か月振りに職場に復帰。同僚といろいろな話をしました。忙しかったな・・・。

さて、前回の続きですが、ハズが2年ぶりにイギリスで過ごすことになり、(しかも学生)どう生活が変わったか、というお話しです。

ハズはひそかにスウェーデン脱出計画をたてていて、その結果が「学生」になる、というもの。


正直あまりこのころの記憶がないんですよね・・。あわただしくて。ただ一番変わったことは・・・。

外食しなくなったこと

ハズがいない3人の時もあまりしなかったのですが、以前の私たちは私が時間のないときは結構外食したり、テイクアウェイ(日本ではテイクアウト)をしていました。それが働き手が一人になったため、節約でほぼ自炊。

日本ではスーパーでお惣菜が気軽に手にはいりますが、イギリスはほとんどありません。あってもチキンの丸焼きやフライドポテトなどあまり私としては食べたくないものばかり。したがって、食べたいものは作らねばなりません。

私は土曜日に働いているのですが、ハズが家にいることにより、パスタ程度ですが家に帰るとご飯ができている状態に。(もちろん子供たちが待てないからなのですが)

これはすごく助かりました。

土曜の仕事に同僚として働けたこと

彼の博士課程2年目の時には土曜日に補習校としての講師を任されていました。今までもピンチヒッターとして代講をしていたハズですが、なんと1年間小学校6年生の担任を持つことに!!

地方の補習校(海外に住む日本人の子供たちのための学校)では教員経験がない人が駆り出されることも多いです。学校のお金苦しいだろうから働いていいよ、という配慮と、職員に男性が少ないのでここぞとばかりに抜擢され、卒業式も無事に子供たちを送り出していました。

結果は・・・

私より人気の先生に!!


この1年は良くも悪くも同僚として切磋琢磨できたのではないかと思っています。研究授業ではお互いの授業を見て話し合う場が。私には言いませんでしたがハズは自分の両親に

「やっぱり経験者は違う!」

と言っていたのを私は聞き逃しませんでした。笑


また、日曜日にはハズの担当になりご飯をつくってもらえることに。その分平日は私担当なのですが。

大学院生とはいえ、毎日朝から晩まで(といっても6時くらいまで)大学に行っているので時間がないようでした。さらに、家にいてもレポート、TAの仕事(teaching assistant: 学部生の実験の面倒をみる仕事。レポート採点もやります)があり、家にいても「仕事」状態。

よくあんなに集中力がもつなあ、と横から見ても感心するほどでした。

イギリスでは3年の博士課程(PhD)が期限通り終われる人は少ないのです。論文のやり直し、Viva (Viva voce: 日本語でいう口頭試問。バイバといいます)など喚問がありPhDの道のりは長いのです。

そんな中ハズは化学科の中でも優秀として賞を大学から授与され、インドへの学会に招待されました。

その間に子供たちは順調に中学生になり、やっと送り迎えをしなくてよい生活になりました。


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