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違う学科の人たちと学ぶ

Hello, みろろんです。対面授業が始まったと思ったらトラブル・・。人との付き合いって難しいですね。

さて、3つ目のモジュールに進んだ私のお話です。

前回はこちら。

私は常々パソコンなどを使った教育に興味がありました。私のバックグランドが理科というのもあるかもしれません。補習校で国語を教えるようになってから、「手書き」にこだわる人を多数見てきました。

日本では漢字学習や黒板の板書、ノートの書き方など細かく指示されていることが多いです。私もその世界で育ってきたので何ら疑問は抱きませんでした。

英語ですら、最初はアルファベットの書き方から。筆記体まで。英会話を習っていた時アメリカ人の先生が生徒に

「日本人の書く英語の文字(筆記体)はすばらしい!!アメリカではこんなに読みやすい字を書く人はいないよ!」

そりゃそうです。私たちはノートにaの書き方をきちんと習ってその通り書いていたのですから。

しかし、イギリスに来てそれが恥ずかしくなる私。

誰もそんな字で書いていないのです!!

私は何とかイギリス人のまねをして、私が書きたい!と思う人のまねをしました。しかし大半のイギリス人は私が働いて見ていた「読めない文字」だったのです。

イギリスで学んだことは読める読めない、に限らず内容で勝負!でした

私の文字は日によって変わります。それはやはりネイティブでないから、ではないかと思うのです。ペンによっても筆跡が変わるのははやりそれが理由だと思うのです。

私も小学校から習字を習い、きれいな字を心がけてきました。でもそういうこと自体イギリスでは裏切られれるのです!きれいにかけたからと言って得にはならないのです。

それからは、はやりICTの時代だと思いました。イギリスでは小学校の高学年から提出する課題がPCで作られたものが多くなります。

内容が問題なのです

私の取った講義ではそのICTを駆使していかに授業作りをするか、ということでした。

普段は一緒にならない情報技術コースの学生と一緒に勉強しました。彼らはそれが主なのでいろいろな知識を披露してくれました。一方私はそんなやりかた聞いたことない!というレベル。先生は毎週の講義でパワーポイントを使わずプレゼンしなさい、というような課題を出します。

上のようにPreziなどいろいろなツールを紹介してくれ、それらを使って課題を仕上げる、という非常にためになるものでした。

目から鱗・・というのはこういうことでしょうか。私は毎週必死についていこうと頑張りました。

またこの先生はオンラインの生徒と通学生とを結びつけ、他の人たちから学べるようにしてくれました。そのおかげでいろいろな国の人と交流することができました。

また、それぞれの国のIT事情などをきくことができ、非常に興味深かったです。まあ、日本のIT度の低さを痛感したわけですが。

一つできなかったのはプログラミング。小学生でも使えるスクラッチというソフトを使ってゲームを作りなさい、と言われたのですが、私はできませんでした・・。(理想が高すぎるんでしょうか?)

イギリスの小学生はこういうソフトを使いこなしています。

だんだん日本の学校が心配になりました・・。

そこで私はAssignment(小論文)に日本のICTは2020年までにどうなるか?というテーマを選び書きました。

想定したのは私の勤務する補習校。補習校では生徒が少ないので、日本の生徒とICTを利用して共に勉強できる方法を探りました・・。


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