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苦手が強みになる日

Hello, みろろんです。

前回書いた記事がなにかひっかかっています。

もしかして誤解されているかも・・・


私は自分の子供が生まれるまであまり子供(というか幼子?)が好きではありませんでした。


ここで誤解してほしくないのは、子供が嫌い=受け入れられない

ではないということです。


前回の記事はこちら。

私は自分が妊娠してとてもうれしかったことを覚えています。

しかし、妊婦生活は順調ではなく、その間にハズの解雇、引っ越しなどいろいろなことがありました。

そのため、ゆったりと過ごすことができず、妊娠8か月まで働いていた私にとってストレスが多い生活でした。

ハズは車通勤約2時間のところに転職したため、朝6時すぎには見送る生活。

その後自分の出勤。

イギリスでは出産は「病気」でないことから、私も自転車で通勤していました。

ある人は「予定日2週間前まで働くのが普通よ」

「私は職場で産気づいた」

「妊婦が自転車で通勤するのは普通だから」

と、

私もなるべく「普通」のイギリス人と同じように過ごしていました。

注:20年ほど前の話で、私のまわりの人から言われた言葉であり、    すべてのイギリス人がこういう考えではありません。


といいながら、早めに産休をとり、引っ越しをしました。それが出産予定日の2か月前。ちょうどクリスマスもあったし、ゆっくりししよう・・、なんて思っていたのですが・・・。

寂しい


ここからのことを書くと話がそれるので割愛。

興味のある方は過去記事を読んでみてください。


寂しさをまぎわらすため、私は仕事を再開します。といっても職場が遠すぎるので、新しい場所で。

そこはセカンダリースクールでした。(11歳から18歳の学校)

そこで、子育て先輩方と一緒に働くことで、育児の悩みをきいてもらったり、アドバイスをもらったり。

そうしていくうち、他人の子供さんとも話せるようになったり、あやしたり自然とできるようになりました。


今でも虐待のニュースには心が痛みます。

コメントなどでも親の責任を問うものや、資格がない、など。

しかし、私は親を責めるより親の心のケアが大事だと思っています。

そこまでいってしまう原因は何か、またどうすればそうならないのか・・。

人を責めるだけでは、法廷で裁くだけではダメだと思うんです。


イギリスで子育てした私は一歩間違ったら自分が苦しくなり、虐待していたかもしれません。暴力はなくても、ネグレクトとか・・。

その時、周りの人、ヘルスビジターといわれる産後担当の専門家のみなさんが

「自分のやりたいことは何? それをどうすればできる?」

と、私の気持ちを尊重し、背中を押してくれたからこそ、仕事を始めてから子供と一緒にいたいと思えるようになり、今では小さい子に公園で会うたび、「いいな、かわいいな」と思うようになりました。

当時のまわりの人は赤ちゃんのことを一切話さず、自分の話をきいてくれたのです。

中には、「かわいいのは今だけなのに」

「なんで子育て楽しまないの?」

と言われることがあり「私はおかしいのかな?」

と思っていましたが、すべての女性が子供を産んだからといっても母性本能には差があると思っています。

私は赤ちゃんも好きになりましたが、自分の子供たちをみて3歳くらいから育児が楽しいと感じるようになりました。

話しはじめて、自分で動いて、自分の欲求を人(私)に見せることができる・・

こういう成長をみて、楽しむことが増えました。

今はティーンエイジャーとなりましたが、子供たちと一緒にいろいろなことについて話したり、私の知らないことを教えてくれる2人には感謝しています。

先日服を買いに行ったのですが、2人分の服、靴で結構お金がかかったんです。

子供たちは「こんなにお金使って大丈夫?」

と心配そうに言っていましたが、

「ママも親にいっぱい買ってもらったからね。」

「僕もおじいちゃんから買ってもらってる」

「じゃあ、自分が大きくなったら子供や孫に買ってあげてね」

「お手伝いしてね💛」

と言っておきました。笑


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