こんなはずじゃなかったのに

Hello, みろろんです。

海外が身近な人は世の中にはたくさんいますよね。

私はたまたま身近になってしまったのですが、上には上が・・・。

私の友人は両親が外国人だけれど、友人は幼い時から日本育ち。きっと家の中は外国語、外では日本語だったのでしょう。

そして育ったら日本語が母国語?!に。危機感をもった彼女は単身自分のルーツの国に「語学留学」。そしてそのお隣の国の言葉も学ぶという。

さらに、外国語大学で英語を学び、アメリカ留学・・・。

そして現在イギリスに住んでいるという。

最強じゃないですか?

地球をぐるり(まあ、北半球ですが)。

その彼女の悩みは自分の子供にどの言葉を習わせるかということ。

将来彼女とハズさんは日本に住みたいようなので、日本語をやってほしい、と。

日本語を話せても、お母さん以外日本語がネイティブではないのでなかなか使う機会がないようです。

私の場合、おじいちゃん、おばあちゃんと話す(何か買ってもらう時のお願いがメインですが。笑)ことをモチベーションにしている部分があるので、それがないと子供からは

「なぜ外国語(日本語)を勉強しなければいけないのか?」

と言われるようです。

確かに将来住むかもしれないから、というのは大人なら、というか自分が住みたいなら頑張れるかもしれません。

日本に行ったとしてもおばあちゃんとは日本語で話さない、となると日本語習得は必須ではなくなってしまうかもしれませんね。

そこでどこまで日本語を習得してほしいか、という観点からずれが生じているようでした。

でもくじけず頑張ってほしい!自分たちの理想はその家族の中にしかないのですから。

「こんなはずじゃなかったのに」

と言ってほしくない、と強く思いました。

まわりに言語が多すぎて、「マルチリンガル」になれるね!とか多言語できてすごいね!という少々無責任なことも言えないこともあるな、と考えてしまいました。

たくさんの人がこういう悩みを持ちながら過ごしているのだ、ということが認識できただけでも、私の海外生活経験の意味があるのかな、と感じました。


ちなみに本当にたくさんの言語ができる人はヨーロッパ大陸にはいます。

特にオランダ周辺に行くと感じます。

6か国語くらい話せる人がゴロゴロいます。

本当にどうやって学んだのか知りたいくらいですが、そういうことが当たり前の環境にいることも確かですし、またすべての人がそうとも言えないので個人的な能力ももちろんあると思います。

私は言語が専門ではないのですが、そのあたりのことには興味があり、いつもマルチリンガルの人を質問攻めにしてしまう癖があります。特にお店やバーの店員さんですが。



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