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今度は日本でおもてなし?!

前回に続き私を大きく変えた出会いについて書きたいと思います。

大学では化学を学んでいた私。女子率4%という学科で、ほとんど他の学部生と会わずに授業を受けることになります。というのもカリキュラムでお隣の機械システム学科とは物理系の授業で一緒になることはあるものの、ほとんどが必修で朝から夕方までの講義。空き時間も少なく、しかもせっかくだからと第2外国語(ドイツ語)をとったために土曜日まで大学に。さらに教職課程もとることに決めたので勉強としては多忙でした。しかしその分周りの友人とは仲良くなりました。

そんな中、国際交流の一環でカルフォルニアから大学生が交換留学に来るのでホームステイ先を探している、というポスターを見かけました。そこで思い切って両親に相談します。

「アメリカ人を家に泊めていいかな?平日は寮にいて、週末だけなんだけど」

両親はここでも許可をくれました。ただ、私が高校時代にアメリカに行った時とは逆。ということは、どんな家庭なのか心配だろうな、と。しかし来日する当日まで名前も知らされないという!

とりあえず希望を書く欄があり、女性希望、としました。

そして面会当日。ウェルカムパーティーが行われた大学の施設で壇上によばれ、この人があなたのホストファミリーです・・でご対面。私が壇に立つと・・

「え?日本人?」

「しかも男の子?」

一瞬大丈夫かな?と不安になりましたが、家には弟もいるのでまあいいか、と思ったところまではよかったのですが・・・。

「ボクのナマエはRossデス」
日本語で話してくれたのですが、はやり日本人ではないようです。どこの人?いえ、アメリカからに決まってる。でも私の??は消えません。

今ならバックグラウンドを訊く、とかできるのですが、当時は「~系アメリカ人」は何と言うのか単語も知らず、そのままニコニコして終わりました・・(ああ、典型的な日本人!)

しかし私の大好きなバンドを彼も好きということで意気投合。すぐに仲良くなりました。

彼のバックグラウンドは非常に魅力的でもう書ききれないので次回にしたいと思います。

楽しんでいただけけたら次回もよろしくお願いします。

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