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かつてない幸せな瞬間を、どうにか言葉に

幸せのなかで日々生まれる新しい感情 


大好きな春の訪れを感じるあたたかな朝に、天使のような男の子がやってきた。

結婚8年目、長い不妊治療を経験しての妊娠、出産。夫のことが大好きな私にとって、推しが推しを抱く姿を毎日眺められるという夢のような毎日を過ごしている。

そんな日々のなかで生まれたなんとも言えない感情を言葉で残したいと思い、久々にnoteを開いてみた。

頭のなかの言葉たちを昇華するために


実はライターという仕事をしていながらエッセイを書くのが苦手だ。自分の頭のなかでは常にいろんな感情がぐるぐるぐるぐると言葉になって駆け巡っているのに、いざそれをアウトプットしようとすると指の隙間から砂がこぼれるみたいにバラバラになってどうしてもうまくまとめることができない。

きちんとした文章にしようと思った瞬間によそいきの自分が邪魔をするのだ。仲の良い友人しかフォロワーがいないインスタの投稿文でさえ何時間もうんうんと唸りながら試行錯誤する始末。

しかし子どもが産まれてからジェットコースターのように激しく揺れ動く気持ちが、頭のなかでどんどん言語化されて溢れるように。時間が経てば忘れてしまいそうで、iPhoneのメモに残すことが増えた。そのメモを見返すうちに、今しかない愛しい我が子と過ごす一瞬の時間、うまくなくても私のなかにある、ときに激的でときに穏やかな感情をきちんと残したいと強く思ったのだ。

というわけでふざけたファスティング日記以来になるけれども、文章を書く機会がまったくなくなった産休中のリハビリも兼ねてnoteを再開することにした。

他人にとってはとりとめのないことだと思う。それでも自分のなかの愛情を見える形として文章を残せたら嬉しい。

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