見出し画像

父の命日

結婚生活22年にして、新しい出来事がありました。
今朝夫が初めて父の命日に手を合わせてくれたのです。

柏手を打っていましたけど。

それくらい、無頓着な夫です。。

でも私も私で、なんとなく満足しています。
あまりこだわりがない。。

父との思い出はたくさんあって。
私はこう見えて気が小さいところがあり、
嫌いな人に嫌いと気づかれないようにそーっと距離を置こうとして、再び捕まるタイプです(涙)
それだけ、好かれているのか都合よく使われているのかはよくわかりませんが。子どもの頃に父に守ってもらった、と覚えている出来事があり、今でも自分をしっかり保っていられるのはそのおかげかなと思います。

あなたは、お父さんとの思い出、どんなことが印象に残っていますか?

実はですね。結婚生活では、父親がいないことで自分が大事にされていないんじゃないかと感じることもありました。
守ってくれる父がもういないということをずっと引け目に思っていました。

でも、もしかしたら。まだ生きていてくれたら、お父さんは私じゃなくて夫のことを守ったかもなー。
今なら、そう感じます。

こんなふうに毎年思い出しては、自分の記憶に気づきが加わってアップデートすると、思い出が色あせることはありません。
何度でも同じ話を繰り返しては懐かしむ。
すると、心が優しさで満たされてきませんか。

考えてみれば、お父さんがいなくなって26年。21歳の時に亡くなったので、夫といる方がお父さんといるよりも長い期間なのですね。
両親が自営業で大変そうだったので、サラリーマンと結婚しました。
いろんな生き方を見て知った結果、人って愛おしいものだなと思います。

お父さん、ありがとう。


サポートしてくださったらとても嬉しいです。クリエイターとしての活動費に充てさせていただきます(*^^*)