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助けられているのは、カウンセラーのほう。

昨日は心理学の研究発表会でした。

それぞれのフィ-ルドでの経験も凄く勉強になりましたし。
最優秀賞の保育士の方の研究は、日々の向き合い方と、保育士さんならではの工夫、そして可能性を信じる力をすごく感じました。

イラストがとてもあたたかかった😊

また、ご自身の内面や経験をテ-マ
にされた人も多くて。

泣いちゃう話も。

何十年もの心のしこりや蟠りがあっても、一つの言葉で一気に変われたり。
そんなことを実感しました。

ある発表の中で、

「助けられているのは、カウンセラーのほう」
と発したとき、ハッとして私の中で気付きが生まれました。


私は子ども時代に父が自殺したことで、同じ苦しみを持つ人を救いたいと思って今心理の道に進んでいると思っていた。

そして、持病を持ち、突発性難聴を繰り返すほど精神的に自分を追い込みながらも、商売一筋な兄に、父を重ねていた。

いつか兄が困ったときに、力になれる自分になりたいと。

ただ、気難しく人をコントロールするわりに人を頼ることができない気難しい兄が私を頼る日があるのかと思いながら。

でも、この言葉「助けられているのはカウンセラーのほう。」を聞き、私は兄を救いたいのではなくて、助けてほしかったんだと思った。

父の死に対する後悔を取り戻したかったのだと気がついた。

それと同時に「私は後悔しているんだな」と。

あのとき、子供ながらにも、子供だったからこそ、留まらせる言葉をかけれたんじゃないか。

その思いが消えないんだ。

それに気がついた自分がどこに向かうのか。
じっくりと見つめていきたい。




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