梅仕事がしたい

ここ数日、静かに焦っている。
梅仕事がしたい。

確実に売り場から梅がいなくなってきている。

スーパーで梅を見かけたり、SNSで梅仕事の投稿を見て、梅仕事の季節だなあと思いはじめ、今年はどうも梅が不作、雹で傷ついてしまったものが多いらしいという話を耳にしたりして、そうなんだ～と過ごしていた。

まだ、あるな。まだ、いるね。
スーパーに行くたびに顔を見かけていたけれど、梅を置いているスーパーが少なくなり、置いてあっても数が少なくなってきている。

過去に1度梅干しを漬けたことがある。
ジップロックで漬けられると知り、やってみたら、袋のサイズと容量があわなかったからか、仕事から帰ってきたら梅酢が床にだだもれになっていたり、アパートの狭いベランダでの土用干しがあまりに無理やりで梅が心配になり、出かけられなかった記憶がある。

それでも梅干しは無事に完成した。毎日姿が変化して、本当に梅干しができた！という楽しさと干されている梅干しがかわいくて、また作りたいなと思っている。

１年に１度だけチャンスがあるというところにもくすぐられる。
人生であと何回梅干しが漬けられるかと思うと、やっておきたいような気がするのだ。

今年はありがたいことに、あんずを頂いてジャムにしたり、すももを手に入れてサワーシロップにしているうちに、６月も最終週になっていた。

梅を買ってきて、へたをとり、塩漬けにするだけ。
それだけのことがなかなかできないでいる。

入れものも、塩もある。
平日だからとか、梅の品種がどうとか、なんか今日じゃないとか言っていないで、梅を買わなくちゃ。

季節は待ってくれないのよ。

とうもろこしごはんはまだまだ炊けるし、枝豆もこれから長い。
焼きなすも大好きなラタトゥイユはこれから作り放題の季節。
ぶどうと桃は思っているよりも足早に過ぎていくから、よく見ておきたい。

でもまずはやっぱり梅を買いに行かなきゃ。