「パクリ」と「参考」を分けるたった一つの要素〜パクリ肯定論理は鬼滅の「鬼論理」(2)

前回の続き。



本当にその絵、自分自身で誇れてます?

前回書いたような脳内3Dポーズ人形駆使の描き方のせいか、彼らフリーライダーは私の絵に何か脅威を感じるらしい。

手厳しい言い方になるが、そりゃ「手近な他人の2D絵を見ながら」じゃないと満足に2D絵も描けないような画力では、そもそも「自分のイメージ」とは言えないのではないか。
「他人のイメージにおんぶ抱っこ」「他人のものを勝手に借りてやっとその程度しか描けない」画力でとしか言いようがない。
例えそれが「ほんの一部の切り取りや反転などの加工済みだから他人にはバレないはず」という発想の元行われたものだとしても、「バレたら居心地悪いことをやっている自分を『自分自身は知っている』はずだ」
「バレたら困るから一部分だけ切り取って」自分の絵に素知らぬ顔で組み込み「先っちょだけなら『パクリ』じゃないやろ」と自分に言い訳している。
(前回も指摘したが『パクリ』を『レイプ』と置き換えたらまんまレイプ犯の言い訳である)
言い換えれば「自分で自分自身に誇れない描き方を、『他人にバレなければ良いことにして』あえて選択しているからこそ、余計に自分自身を誇れない自己嫌悪の反動形成でドヤらなければいられなくなる』」。
『他人にバレないはず』という甘さと『他人にバレなければ罪じゃない』と自分に言い訳する自らのさもしさを、他バレさえしなければ『本当に心から自分自身満足し誇れるのか』、不思議だといつも思う。

なぜ「先っちょだけ」(一部切り取りや反転)でもバレるのか

バレる前の前提


なぜ一部切り取りや反転でも相手の絵師にバレるのかの本題に入る前に、(今まで書いてきたnoteでもさんざん書いてるが)「絵師それぞれの脳内イメージは、絵師本人の経歴や好みや吸収してきたものの違いで完全一致することはまずない」という前提がある。
本来完全一致するはずのないディテールやニュアンスを持つ絵が近距離かつ近いタイミングで同時多発的に発生する現象は「同じものを同時に見ない限り」基本発生しない。
余談だが少女漫画界の伝説、大泉サロンからの漫画系BLの系譜の始まりも、そしてその中で起きた不幸なアクシデントも、このパターンに加えて片方の嫉妬心と強烈すぎる自負心、自負心の持ち主が当事者以外を味方につけサシで相対しなかったという女子特有のいじめにありがちな多対一構造で起きたのではないかと推察する。

追加条件


かつこの前提に更に「(特に人体は)複雑な形状をしており、『典型的テンプレート以外の微細なニュアンス』は、脳内イメージに依る以外選択基準がないため、【パクリ及びバレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め界隈』の絵師】には難易度が高く描き表せない」から他人から剽窃する以外ないという条件が加わる。

バレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め』の、始まりだけは確かに『先っちょだけ』だが


それまでバラバラのものを描いていた有象無象の周囲の【パクリ及びバレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め界隈』の絵師】レベルの人々が、急にある種のディテールやニュアンスの一方向を目指して一斉に靡き始めたら「何か同じものを一緒に見たのかな?」とまず感じる。
しかし、偶然かもしれないからとりあえず様子見しておくことにし、自分は自分の描きたいものを更に描いてアップする。
するとその次にその【パクリ及びバレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め界隈』の絵師】レベルの有象無象の人々が、また同タイミングで似たディテールやニュアンスのものを一斉にアップし出す。
何か不自然なものを感じながらまた自分の絵をアップ
→【パクリ及びバレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め界隈』の絵師】レベルの有象無象の人々がまた同タイミングで似たディテールやニュアンスのものを一斉にアップ
→何か不自然なものを感じながらまた自分の絵をアップ
→【パクリ及びバレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め界隈』の絵師】レベルの有象無象の人々がまた同タイミングで似たディテールやニュアンスのものを一斉にアップ
…を数回繰り返すうちに、それらの有象無象の人々は『先っちょ』だけでは当初の想定通りに自分の絵が「映えない」ことに焦れ出すらしく、本格的なストーキングに突入する者が現れる(全員ではないが)
特に元から絵に黒い思念が乗ってる絵師が顕著で本格的ストーキングに突入すると黒思念濃度が更に急上昇しグログロに煮詰まるのだ。

例えてみると、それまでは「別にあんたの絵なんて見てないわよ」とソッポ向きつつ目玉だけ動かしてギョロリ、と見ていた絵の中の人物が、徐々にギギギギ…と正面を向いて来て、ある時点からガパーーーッ‼︎と耳まで裂ける口と目ををかっ開いて「喰ってやるぞ‼︎」と声までは出さないものの顔つきは明らかにそれ、といった状態なのである。

この時点まで来ると偶然ではなくて、ああ、こいつら密かにずっと今まで私の絵をストーキングしてたのか、と思い至る。
そう思い至ってそいつらの絵の遍歴を斜め見チェックすると(正直黒い思念が乗ってて正視に耐えない)、かなり前の明らかにある時点から急に慌て出したことが見て取れる。
そして『先っちょだけ』からどんどんボリュームを大きくしていってることも見て取れる(前回書いたように最大音量のみを「パクリ」と彼らは定義してるらしい)。

うん、確かに「最初だけは『先っちょだけ』」持ってってたみたいだね。
けど先っちょだけでは当初想定したほどの「映え」が手に入らなかったのに焦れて、どんどん強奪する分量を増やすことにしたらしいね。
けど、最初の想定では『先っちょだけ』の予定だったから、強奪量を増やしても表向きには『先っちょだけ』ということにしてるんだね、
で、丸パク以外は98%(クラゲの体組成における水の量)強奪
(するつもりででも基礎画力ないからできてないけど「本人のつもりとしては」98%)してても2%の自分のクラゲのガワ(自分の絵柄の輪郭線)被せてるから強奪自体が無かったことになってるんだね。

お前がそう思うんならそうなんだろう、お前ん中ではな。(AAなし)



…といった経緯でこちらは【バレないために『先っちょだけ』切り貼りで取り入れる『寸止め』】を把握することになるのだった。

※過去にクラゲの体組成と画力に言及したnoteはこちら


脳内ブラックボックスに無自覚のままでは絶対に理解できないことがある


先にも書いた通り、体感に基づく脳内ポーズ人形は3Dでぐるぐる動かせるから、自由自在である。
複雑な人体が同じ角度から見た同じ構図、がテンプレ以外の場合被ることは余りない(稀にあるが、稀なので『近い場所で近い時期に同時多発的』ではない)
しかし、尻馬ライダーが反応するのはテンプレではなく「他で見たことのない新しいイメージのニュアンス」なので、どうしても「(自力でイメージできたことのない)新鮮な、未知のニュアンス、【クオリア】を欲しがる」のである。

そしてそれは、尻馬に乗られた相手絵師の中では、脳内で朧に霞みがちなイメージを、一生懸命掘り起こすために何度も試行錯誤し、脳内で何度も、いや、ことによると「何万回もなぞって確かめ、コツコツと具象化した」ラインである。
元の絵師の脳内で何度も何度もなぞって確かめに確かめた末に選ばれたラインが、他の絵師の脳内で何度も何度もなぞって確かめに確かめた末に選ばれたラインと『近い場所で近い時期に同時多発的』に一致することはまず確率的に有り得ない。
描き表したいイメージにどこかしら違いはあるはずだ。
元が「本人の脳内イメージであるならば」。

この感覚がわかるのは、「周囲の雑音に紛れそうになっても幽けき脳内イメージを見失わす、それに従って描いている絵師」だけである。
自分の中で何万回も確認したラインに何度も触れられて、偶然かと毎回流した挙句強奪量がどんどん増えていき、更に黒い思念まであからさまに向けられた日にゃ、こいつ自分のラインを故意に踏みつけに来てたんだなって気がつくよそりゃ。
けどこれは大多数の「他人の尻馬に乗ってからでないと描けないレベルの裾野底辺絵師」にはわからない。
「自分の中の脳内イメージだけを頼りに何万回も確かめながら描いたことがない」んだから。
自分の中で譲れない、何万回も確かめた絶対のラインがないんだから、同じ感覚がわかるはずがないんだよ。

そして最大多数派が「裾野底辺絵師」であるので「多数決」で「見て描くは正義」となる。
雲上人Aさんですら「見て描くは正義」だったので「見て描かない」私の存在が許せなかったのだ。
私が見て描かないということは、雲上人Aさんも「裾野底辺絵師」に転落してしまう可能性を本人も無意識に知覚したのかもしれない。
(雲上人Aさんについては以下のnoteを参照)

(続)

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