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セールスについてのヒアリングに参加して思ったこと

セールスという言葉に嫌悪感を感じる自分

「セールス」という言葉を聞くと、急に体に“カチン”と何かが固くなる感覚と心の中が何だかモヤモヤする感覚が同時にやってきてしまう。
自然と体が反応してしまう、と言ったほうがいいかもしれない。

なぜなのか?
それは過去の経験から、
①セールスの人に追い込まれて「ハイ」と言わせられそうになった
②〇〇勧誘のように個人の価値観関係なく、その商品サービス、システムを利用するように迫られた
ことを思い出すからだと思う。
言い換えれば過去の呪縛。

セールスも関するヒアリングに参加させてもらった

今回のヒヤリングは「参加させてもらった」という言葉がぴったりだと思う。何の条件も示さず、ただ受け止めてくれる先生。
この件に関しては、わたしの考えは後ほどまとめるとして。
セールスに関してキャッチボールした内容を忘れてしまわないように整理しまとめ記事にしてみた。

まず「セールス」という言葉にどんな感情をもつ?

商品サービスを、提供販売する立場の人と、購入受ける人の立場で感じ方も違うと思うが、いいイメージは持たないと思う。

(営業職の会社員の方は置いておくとして)
自分で何か商品、サービスを世の中に提供し“幸せな人を増やしたい”と志を持った人ならば、そして売るのが苦手と思っているならば、確認のためにも一度この“セールス”という言葉と向き合う時間を作ってみるのも悪くないのではないか。

まずは、わたしもその時点からのスタート。

セールスが上手くいかない理由をつきつめると?

セールスがうまくいかない理由は
お金を受け取ることに罪悪感があるということ。
結局のところ自分に都合の良いことをやろうとしている。
視野が狭くなる→お客様から受け取るのをあきらめる
→うまくいかない→落ち込む。

何を見つめてビジネスをしている?

「きっと自分の足元ばかり見ているんじゃないか」
だから、息苦しくて結果うまくいかない…と自分を追い込む。

フリーランスは自分の心はできるだけ健康な状態に保っていかなくてはいけない。不安に駆られてしまうとそこで思考がストップする。

今、目の前にいるクライアントさんをしっかり見つめているか?
見つめる場所が違ってない?
もちろん、目の前のお客さんが幸せになるのは大前提。
でも、少し視野を広げることで、さらにもっと大きな幸せを感じることができるのではないか、ということを考えてみる。

最初のクライアントさんをAさんとしよう。
その人が幸せになることによって、Aさんの周囲にいるBさんが幸せに。
Bさんがまたのお友達のCさんを幸せにしていくイメージをしっかり持つこと。自分がしっかり目の前のクライアントさんから受け取って仕事をすることで多くの人の幸福になる画がしっかり見えていますか?

自分の3代先のお客様までイメージできるか。
そこまでしっかり届くものを意識する。

そうなると、ターゲット設定って何だろう?という話。
お客さんの姿をどこに見るか。

ないものばかり探していませんか?

あなたはすでに持っている。
自分の足りないものばかりを探して「まだ足りていない」と勉強を繰り返す。結局のところそれは自分しか見ていない状態。

あなたが満ち足りているから
逆に探している

これは深い。
技術とか話術とかテクニックだけではなく(もちろんテクニックも重要)
まずは自分が持っているコトとモノに氣が付くこと。
その確認ができているかどうかによって、商談・交渉時の“勇気”に直結する。
「ないものはない」「できないものはできない」
でも今持っているコレであなたを幸せにすることはできる。
わたしにはコレができる。
「自分がやりたいこと」だけでなく「相手が欲しいもの」
ないものばかり探さないで、今その手に持っているものを使う。

最も重要なのは〇〇させること

自分に自信がないから、与えることを中心に選んでしまう。
もちろん与え続けていれば、ちょっとはもらえるけれど。

それよりももっと重要なことは受け取ること。そして回すこと。
与えること
に注力するのは自己満足でしかないけど、まずは受け取る準備ができているかどうか、そこが重要。
そこに何が必要なものがあるわけではなく、なりたいものになればいい。
最も重要なのは循環させること。

自然に循環するイメージで。自分に足りないものばかり考えず、ただ楽しもうと考える。
すると自然と回り始める。

感じたイメージをイラストにしてみた

昨年からの自分の流れを振り返ってみたとき、
この“回す”とか“循環”という言葉がピンときた。

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そこでメモの裏に描いてみた。
わたしが回していたのは自分の商品サービスの鍋としましょう。
《これまでの状態》
わたし自身はお玉をすごく回していたつもりだった。
しかし、残念なことに蓋が閉まっていたために、鍋をひっかける小さなくぼみの部分からしかお玉は鍋に入れることができないでいた。この状態で全体を回そうと苦労していた。
《コロナ発生後の変化》
しかし、コロナになってその蓋が完全に外れた。
そのために、今まで距離や時間がネックになっていてお会いできなかった方に出会うことができ、様々な学びや協力を得られるようになった。
調味料やエッセンスが入る→結果お玉をかき回しやすくなった。
その分調子に乗ってお玉を回すものだから、たまに鍋がこすれたりしてキズができることもあるけれど。

わたしが混乱していた理由

ビジネスの勉強をすると、大きく2つのイメージを受け取る。
この2つのイメージとは。
あるときは人が発する“言葉”としてだったり、
あるときは“文章”として、自分の周りに現れる。

発信している人は身近な人から有名先生まで。
様々な人が発信し情報が溢れているし氾濫している。
具体的に言うと、
「貪欲なまでにしっかり稼げ」という言葉と
「無料で与えることが大切」という言葉。
相反するようで同じくビジネス上で頻繁に出会う言葉。
…結局どっち?といつも迷う。

発信の時代に惑わさせる

現代は個人発信の時代。
ネットを開けば様々な人が発信しているし、好むと好まざるにかかわらず目の前に飛び込んでくる。
受け取る人の状況や段階などは考慮に入っていない。

「そうか!そうすればいいんだ」と段階の違う方法をやって撃沈してしまう。氣持ちも落ち込む。
「無料」の怖さ、判断する力がないままに受け取る危うさ。
これもこの時代の試練?

人間には様々な段階の人がいて、様々なタイプがいる

人間には様々なタイプがいる。
感覚的に瞬間的に動ける人と自分の中で理屈が通って気持ちが整って初めて動ける人。わたしは完全に後者。
考えすぎだと思うけど、頭の中で整理できないと動けないタイプ。
だから世の中で「お金なんていいから」と、無料で色々なものを提供してくれる人を極度に警戒するし、なかなか信用できない。
後でセールスされるという恐怖から逃れられないから。化粧品でもなんでも「無料体験○○」はできれば避ける。ただの臆病者。

自分がそんな気持ちだから、こちらが発信した情報がお得とわかるとものすごい勢いで迫ってくる人は苦手。

信頼できる先生に感謝

だから、条件が載っていないコメントや詳しく説明されない誘いはまず乗らない。スピード感が求められる現代においては、本当に面倒くさい性格。

この性格について触れたことのある文章↓

不器用な生き方かもしれないけど、性格だからしょうがない。

それなのに…なぜ今回「セールス」という言葉をきっかけにボタンを押した?なぜだ???

ちょうど、自分の行動や思考に関してマイナスの意見を別々の2人からもらったタイミングだった。言葉がちょっとストレートだったかな。(その件は自分の中で思考整理し、クリアになったので、今は過去のもの。留まってはいませんが)

人は動くと様々なことにぶつかり、さらにそれを超えようと勉強する。

解決策を求め指導を仰ぐことになる→ 時に、指導その中で自分の至らない部分、間違っている部分を分を指摘される→ 時間がないから直接的言語→萎える。

…というループ。いただいた意見も理解できるし話してもらえるのはありがたいと思う。

一時的に自分がショックを受けたり落ち込むことがあるのは、ある意味しょうがない。
出会う人がすべて私の性格を把握しているわけじゃないし、頼まれた方も仕事をしているだけだもの。

でも、タイミングって大切。もしこのタイミングでなければ自分の性格上、先生とセールスについての話をすることもできなかったと思う。

はじめて言われた〇〇上手という言葉

今回初めて「聞き上手」と言われた。
自分でもこれまでは、想いが強すぎたと感じることも多々あったし、
話しすぎだと感じたこともあった。ある人には「あなた人に興味ないでしょう」と厳しめな言葉を言われたこともあった。

プレゼンに関して褒められたことはあったけど、聞き上手とは言われたことはなかった。

これでヒヤリング??

時間も超過しこんなに中身が濃くて、話をしてくれるのがヒヤリングだというのだから、わたしは驚き、うろたえた。
何だかわからなくなった。

もう、ここで受け取ることに躊躇している。
さっき受け取る話したばかりなのに。
不器用さは天下一品ですから。

超えてしまいましょう!超えれば楽になるって。
先生の明るい言葉が返ってきた。

自分もしっかり受け取れる人になって、
次にしっかり与えられる人になりたいと思った。

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