シングル家庭とダブルケア
ダブルケアとは複数のケアが同時進行している状態です。
介護×子育て
介護×介護
子育て×病気の看護
などなど。
様々なパターンがあります。
その中でもシングル家庭はダブルケア状態になりやすいです。
シングル家庭はダブルケアになりやすい
子どもはよく風邪を引きます。
特に小学生になるまでは本当によく胃腸炎、インフルエンザなどの様々な感染症にかかります。
朝、少し元気がないなと思って保育園に送っていき、職場に着いた途端に保育園から「お熱があるので迎えにきてください」と連絡が来るのは珍しいことではありません。
その日は早退して迎えに行くことは出来るかもしれません。
感染症によっては熱が下がってから数日保育園を休まなくてはならない病気もあります。長いと1週間以上、保育園に行けないこと可能性もあります。
その間、仕事を休めますか?
また子どもの看護をしていると、高い確率で親にもうつります。
親が寝込んでしまったら、子どもの世話は誰がしますか?
人によっては近くに助けてくれる家族や友人がいるかもしれません。
シングル家庭だと親1人でやらなくてはいけない現実があります。
限界のボーダーラインが分からなくなる
大変な状況をなんとかこなしていくうちに、周りから見てとても大変な状況なのにも関わらず、「これくらいは大丈夫」と限界までがんばってしまう親も多いです。
子育て+α
子育ての他に介護もプラスされていく場合もあります。
近くに住んでいた自身の親が認知症になった。
転んで骨折してしまい、寝たきりになってしまった。
そうなっていくと、介護も担っていくことになります。
子育て、介護。
そして自分自身の健康や仕事。
どこかのバランスが崩れる時。
ダブルケアになっていきます。
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