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デザインの考え方

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#デザイン

デザイナーとアーティスト(芸術家)の違いとは?

こんにちは。PRISM DESIGNの小林です。 広島県福山市でインテリアデザインを中心とした仕事や 古式焙煎機を引き継ぎ、BATONという自家焙煎カフェをやっています。 最近お客様と話す機会があった話題で、意外と知られていないことだったので。 デザインの仕事を進めるうえで、 必ず誰しもが向き合うことになるアート(芸術)との違い。 そもそも、デザインって? 傍目からすると、芸術的センスがいいなどと言われる事が多いのがこの職業。 ただ、僕たち商業デザインを仕事にしている

デザイナー半年目。サイトリニューアルをしてみた。

どうもワタナベ です。 未経験でデザイナーとしてweb制作会社クオートワークスに入社してから 半年が過ぎました。 中々に激動の半年でした…。デザインが下手なだけなら100歩譲っても、メールも下手なら喋りも下手という三重苦のスタート。 勿論そんなもんだから、怒られまくって凹む毎日…。 メールやクライアントへ対応はマシになって来たものの、喋りは未だに上手くないので、今後も課題だなと感じております。 と話が少し脱線しましたが、今回はデザインスキルについて。 WEBデザイナーとし

デザインの基本日記  「配色編」

配色がうまくいかない場合の多くはたくさんの色をついつい使ってしまった結果招いていることが多い。まずは2色で配色をしてその上で少しずつ色の調整をすることによって、まとまりのあるデザインが作りやすくなる。 一般的に言われている配色は、ベースカラー7割、メインカラー2割、アクセントカラー1割。一番表現したいことをアクセントカラーにすることで表現したいことが何かはっきりわかりやすくなる。 なんとなく落ち着いていて物足りない場合、色相環で反対の色をアクセントカラーに持ってくると

WEBデザイナーとUIデザイナーは違う職業なの?(求められるスキルや傾向など)

WEBデザイナーとUIデザイナーって、求められるスキルや得られるものって違いがあるの?と質問されて、「それたしかにちゃんと考えたことなかった!!」と思い、私なりに簡単に書き出してみました。 もちろん、会社や顧客によって変わってくるので、あくまでも【傾向】と明記していますが、これからデザイナーを目指している、別の方向へ転職しようと思っている方などに、少しでも参考になれば幸いです! 【前提】 この記事でのデザイナーの「デザイン範囲」まず、前提として昨今『デザイン』という言葉が

デザインを言葉で説明するの難しい問題 - 分解、検証、翻訳

フェンリルのプランナーの柴田です。 デザイナーではない人にとって、デザインの良し悪しを判断するのは難しいものですよね。「なんとなく良い」「ピンとこない」まではわかるのですが、「なぜ良いのか」「なぜピンとこないのか」を言葉にするのは、それなりの経験と知識が必要となります。 しかし、そこをきちんと言葉にできないとデザイナーへのフィードバックは難しく、適当な指示で無駄な作業をお願いすることになります。何よりプランナーは自分でプレゼンすることが多く、デザインの魅力をクライアントに十

深く考える訓練、その1

大学の授業用のサブ教材として、生徒に「深く考える」トレーニングの資料を作ってる。 思考力というのは、トレーニングで伸ばすことができる。トレーニングでは、まずは自由な思考よりも、フレームワークを使い倒すことが重要だ。数をこなせば、考えることが苦ではなくなる。それが一番重要だと思う。基本的なトレーニングができていない状態で、自由に発想させても、大半の人は途方にくれてしまう。 ここでは何回かのシリーズを通じて、段階的に複雑なことを思考するためのフレームワークを紹介していく。