見出し画像

五句 冬〜春


彩りを待つまでもなく葉牡丹よ


ひと枝に命惜しむか雪の声


春浅く鳥の見つめる空の先


リズム取りクレソン散らすシェフの顔


たびら雪ほころぶ土の手触りよ


雪の季語が晩冬から春にまたがるのは、旧暦云々に関係なく感覚的にわかる気がします。
閉じておきたい胸の内に寛容なんだと。

ソースかけや最後の仕上げはシェフの仕事。懐かしい光景を思い出します。
( ´∀`)

#俳句 #現代語俳句

スキもコメントもサポートも、いただけたら素直に嬉しいです♡