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詩 さざれ波


あたり一面
わたしの渡るみなもには
さわさわと
小刻みに波が立つ
それは背を押す
風の声

さざれ波
  立つ瀬を渡り
       ふりかえり
風の旋律
       ひかり集めて

そよとわたしの頬を叩き
やがて何も残さずに
きえた

さあ行こう
まだ道は続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんな事やっちゃっていいのかな?🤨

短歌部分の「さざれ波」は、立つにかかる枕詞としても使われる、さざ波の事で古い言葉。また一般名詞でもある。


#詩 #短歌 #note短歌部

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