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2024年1月の記事一覧

詩 ある言霊の行方

詩 ある言霊の行方

艶やかな黒のしじま
繰り返し地を這う吟詠
沈む事を拒絶した
いくつかの言霊が
枯れ枝の間をすり抜ける 

空を貫く星の影
凍える北辰は
眠らぬ詩人を諌める番人と化し
喉元を貫く

それでも
その意思を持たぬまま
野生と化した言霊を救うのは
緩んだ頬を伝う涙と
白くなってゆく月の姿
我に返った詩人は
途方に暮れて膝を折る

東雲の空
雁がゆく

・・・・・・・・・・・・・・

例えばですが、夜書いた

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