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吉田 翠*詩文*
2023年6月3日 16:41
アイスティー目の中で揺れる薄茶色氷の脇をすり抜けて流れ落ちるミルクに愛おしさを感じた午後わたしのこころに牙を剥き抱き寄せようとともがけばすり抜けてきた散々な年月ねえ、どおして?「自分を見てみなよ」恐ろしく長い道のりにもうあと少しだけ早く優しい気持ちになれる午後を手にしていたらそんな身勝手な言い訳を差し込む陽の光が貫いていく恐ろしく長い道のりに振り返るた