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詩 タイミング


アイスティー
目の中で揺れる薄茶色
氷の脇をすり抜けて
流れ落ちるミルクに
愛おしさを感じた午後

わたしのこころに牙を剥き
抱き寄せようとともがけば
すり抜けてきた散々な年月

ねえ、どおして?
「自分を見てみなよ」

恐ろしく長い道のりに

もうあと少しだけ早く
優しい気持ちになれる午後を
手にしていたら
そんな身勝手な言い訳を
差し込む陽の光が貫いていく

恐ろしく長い道のりに

振り返るための
時間があるのかないのか

飲み終えたグラスを持つ
全ては
タイミング


アイスコーヒーもアイスミルクティーも、クリームやミルクを入れた後かき回さない人です^ - ^
あの色むらを好むへんちくりんです。




#詩





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