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吉田 翠*詩文*
2022年10月29日 17:50
遠吠えの獣秋一天に星顔をあげれば漆黒の緞帳自ら選びとった孤独に慰めは要らぬ筈と澄み渡る夜空を吹き抜けた一陣の風迷い巡る人の手にかからぬようにと古人は物語の神々を宙にあげたのか赦しを乞う者達を裁く事すら放棄させた神々の脈々と流れる終わり無き時間弱さを語る相手を星と決めた夜満天の星空に向かって遠く遠く獣は吠える◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇ ◆◇10月の句会に出した破