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吉田 翠*詩文*
2018年10月29日 17:36
柊が花をつけて、また可愛らしい小鳥がきなんすなぁ。春が来たら、あちきは年季明け。花よ蝶よの花魁も、絹のべべを脱ぎんしたら年季の明けた末路はあわれ。あっちの岡場所こっちの岡場所渡り歩くはちっともかわいらしくないうるさい鳥のようでございんす。あちきにも、いずれは大きな口をあけて餌を探しまわる、夜鷹になる日が……来るのやも知りんせんなぁ。 花魁が続いています。こう言った遊女の話は好ま