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就活 「普通の生活」に必要なお金の話

就活中の皆さん、普通の生活を普通に送ることができれば良い、そう考えてテキトーに就活している人はいませんか?
確かにお金より大切なものはたくさんあります
しかし、皆さんの考える普通を実現するために実際はいくら必要なのかを知らずにいては危険です
今回は生活に必要なお金を1つずつシミュレーションしていきましょう


家賃

手取りの25%を家賃に充てるのが理想的と言われています
仮に初任給を大卒平均の23万とすると、手取りは18万ほどです
つまり理想で考えると、家賃に充てる費用は4.5万円となります
一方で、一人暮らしの住宅費の平均は約5万円です
少し足りないですが、無理に割合を理想的にする必要もないため、問題ありません

しかし、ここで1つ確認しておきたいことがあります
一人暮らしをされている方、今の家賃をご存知ですか?
これから一人暮らしをされる方、いくらでどのような部屋に住めるかご存知ですか?
平均的な生活をするには平均的な年収で問題ないことは確認できましたが、皆さんの考える「普通」の部屋に住むために本当に5万円で足りますか?
6畳がどのくらいの広さで、宅配ボックスがない生活はどのようなもので、Gの出る生活に耐えられるか知っていますか?

知らない人も全部わかっている人もいると思います
知らない人も調べれば大丈夫です
何も考えないまま、「普通」が得られると思っていることが一番危険です
まずは検索してみましょう

食費

食費は手取りの15〜20%が理想的です
手取りを18万円とすると、約3万円です
これを実現するにはどうすれば良いでしょうか?

1ヶ月を30日とすると、1日に使える食費は1000円です
朝食200円、昼食夕食それぞれ400円と考えるとさらに分かりやすいです
このことからわかることは、安易に外食ができないということです
コンビニ弁当でも400円では選択肢が減ります
自販機で飲み物を買うことも憚られます

食べないという方法をとると、寿命が縮まります(本当に死にます)
解決策は、自炊をする、給料を上げる、などです
お金がどのくらい必要かを把握しないまま、就活における給料の優先度を下げるのは問題です
一方で、生活していけるのであれば、食問題をどのように解決しようと大したことではありません

貯蓄

手取りの15〜20%を貯金できると理想的です
貯金はあらゆるリスクに備えるために大切です
家具家電が急に壊れるかもしれませんし、引っ越しの必要がある時もあるでしょう
病気なども考えられます
貯金は少しずつでもしておいた方が良いです
まずは以下の必要な出費を踏まえて、赤字にならないか考えましょう

保険料

手取りの6%
手取りを18万円とすると約1万円

通信・光熱費

手取りの8%
手取りを18万円とすると約1万4千円

交際費

手取りの10%
手取りを18万円とすると約1万8千円

被服費

手取りの6%
手取りを18万円とすると約1万円

雑費

手取りの5%
手取りを18万円とすると約9千円

まとめ

お金より大切なものはたくさんあります
お金のたいしても人それぞれでしょう
しかし、知らないことは危険です
知識を持った上で決断できるようになりたいですね




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