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建築家との出会いは突然に

“記録史上最も早い梅雨明け“から数日経ち、名古屋はすっかり連日猛暑日が続いています。夏らしいセミの声が大きければ大きいほど、水浴びで涼みながらBBQがしたくなりますね!

いよいよ明日8/6は、3年ぶりの岡崎市の花火大会です!
小学生の頃から友達と電車に乗って、毎年この花火大会に遊びに行っていました。子供ながらたくさんの屋台に賑わう様子にいつも圧倒されていましたが、大迫力の花火はいつもそこにいるたくさんに人を忘れさせるくらい夢中にさせてくれます。
新しくなった籠田公園で水遊びをしながらゆっくり花火観覧をするのもいいですし、乙川などでBBQのように食べながら飲みながら川原で涼むのもステキですよね!皆さんはどんな花火観覧がお好きですか?

◆ リノベーション!『福應ビルヂング』

最近、お問い合わせをいただけるようになりました『福應ビルヂング』ではいよいよ床や設備など、チャクチャクと進んできました!

床と天井のコンクリートの素材感がステキです!
床には“シカケ“があります!この写真でわかったらスゴイ!
職人は背中で語ります
ご安全に!

つい先日、駐車場拡張のための外構工事が始まりました!完成後は総合計17台の駐車スペースを予定していてますので、1F〜5Fまでの各入居者様が3台づつ借りてもまだ余裕があります。

来客時も安心して対応できますね!

◆建築家との出会いは“宝探し”

唐突ですが、皆さんはどんな音楽が好きですか?
ポップ、ロック、クラシック・・・いろいろな音楽がありますが、私はどんな音楽もその場所の雰囲気や気分を引き立ててくれる音楽が大好きです。昔はよく貸しレコード屋さんに行ってはジャケットを見ながらセレクトしていましたが、それはまるで“宝探し“でした。

実はお部屋を借りることは、”宝探し”によく似ています。アメリカンヴィンテージやヨーロピアンアンティーク、北欧からイタリアンまで色んなジャンルのデザインがあります。私たちの“住む“や“働く“といった空間を提供するお仕事は“貸しレコード屋さん“に似ていて、様々なアーティーストが音楽、ジャケットやMVで独自の個性や世界観を演出し気持ちを掻き立ててくれるように、建築家のもつ個性や独自の感性の結晶が具現化した作品が現実と非現実の垣根の意識を和らげ、自分らしい『住む』『働く』『楽しむ』を表現する場所を宝探しのように探す。
賃貸の楽しさはまさにそこで“さまざまな建築家の作品に触れ、自分らしいデザインコンセプトをセレクトし楽しむ“というところだと言えます。

「福應ビル」をリメイクするというテーマを持っていた私たちは、数多くいる建築家との出会い偶然で唐突なストーリーから生まれたリノベーション計画で幕が開けました。

◆デザイン集団『エイトデザイン』との出会い

私たちには「同じ部屋は二つと作らない」というテーマがあります。理由はいくつかありますが「ここにしかない演出された空間とデザインコンセプトをご入居者様に楽しんでもらいたい!」っていう気持ちを大切にしています。

そんな気持ちを表現する決意を胸に始めた2021年のガレージハウス建築計画。計画が進む中で名称を決める際、知立市八ツ田町に竣工予定だったこともあり「八ツ田町にある基地(八=「エイト」)」をイメージして「EIGHT BASE」と名付けました。建物の名称に商標登録などはないのですが、愛知県内で他の類似した名称の建物がないかチェックする中で、意図しない偶発的な検索でヒットした「EIGHT  DESIGN」がキッカケでした。

前回の記事で、名鉄「東岡崎駅」改修工事をご紹介させていただきました。「エイトデザイン株式会社」は同じ名鉄のグループ会社です。

建物にはデザインコンセプトがあります。ホワイトを基調とした『クレールパール』。イタリアンブラーノデザインの『ボニートロッサ』。カリフォルニアデザインの『EIGHT BASE』。コンクリート打ち放しで都会的な暮らしを意識した『Studio G』。その他にもたくさんの素晴らしい建築や創造的でステキな建築家はいらっしゃいますが『EIGHT  DESIGN』のデザインコンセプトは私が知る限りで“日本初“のモノでした。

◆EIGHT  DESIGN プロデューサー「上坪 文哉」の奇才!

「“住む“と“働く“を表現できる部屋を造りませんか」


私たちが毎年、不動産運営業務をする中で必ずお問い合わせいただくのが「お部屋で予約制のサロンやエステで開きたい」ですとか「ネット通販のオフィスや倉庫として使わせてほしい」といった、業務仕様でのご利用についてのお問い合わせです。建物上は問題ないのですが、セキュリティや火災保険、入居者様への配慮など、他にも理由はいくつかありますが苦渋な気持ちでお断りをしていました。

日々の業務の中の”モヤモヤ”としたそんな気持ちを心地よく払拭した、「”住む”と”働く”を表現できる部屋」というデザインコンセプトは岡崎市主動の「QURUWAプロジェクト」の“誰もが「やってみたい」にトライできる“というイメージに完全合致。私たちのこれまでの「デザインコンセプトというのは煮詰めて化学反応を楽しみながら仕上がっていく。」という常識はすでに気持ちよく置き去りにしていました。

目指すのは、QURUWAにあるみんなのための空間で、
岡崎市も市民も一緒になって、誰もが「やってみたい」に
トライできるようにすること。(気になった方ははロゴをクリック!)

「お部屋を借りることで税金対策もできて、お得に住めるんです」

仮にお家賃10万円で賃貸したお部屋のうち、住む空間の30%の3万円がお家賃として経費計上できない額となりますが、働く空間の70%の7万円が経費計上できます。さらに”住む”と”働く”それぞれお部屋を借りた場合、敷金、礼金、共益費、駐車場、火災保険、保証会社への保証料、水道光熱費の基本料金まで、すべて2重にかかってくるところが1つで済みます。さらに月々のお家賃の支払いを面積単位で計算することによって所得税や住民税・さらに消費税などの税金が安くなるので、確定申告時に恩恵を感じれることがこのデザインコンセプトの”隠し味”です。

「法人登記ができるようにするんです!」

所得税率よりも法人税率のほうが安いことは誰もが知ってます。けれど、”まず法人登記が出来る賃貸がない”という現状は事業を興しにくいという側面を”法人登記可能”という条件でサポートし、”住む”と”働く”を自分らしく表現する。そんな日本初のハイブリッド賃貸は私の知る限り、ここしかありません。

まだここで語りつくせない”上坪マインド”に内在するデザインコンセプトは一言で表現するなら”底が知れない”という言葉がピッタリでしょう!私の”宝さがし”はまだまだ続きそうです。