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苦手な虫との闘い

レモンを植えて3年。
一度も実がならない。
というのも、いつもアゲハ蝶の幼虫に葉っぱを全部食べられてしまうから。
毎年、気付いたころには青虫と化していて、蠢くやつを見て「はーもー無理ぃ」とほったらかしにしていた。
今年は、花の蕾もたくさん付いて初収穫が期待できる。
今年こそは、収穫したい!
だから、なんとかせねば!と思っていた私。
本日、雨上がりにふとレモンの葉っぱを見てみると、まだ青虫になっていない黒いイモムシが…。
こいつがいつもレモンを収穫させてくれない元凶!と、捕獲することに。
あー嫌なんだけど…この蠢いてる感じ…と思いつつ、小さいしすぐに捕獲できるよねって楽観視してた。
落ち葉で(素手とか絶対に無理)つついてすくって…ん?全然葉っぱから離れないんだが…うぉーなんかキモい…。
そう、謎の吸着力で全然剥がれてくれない。
格闘すること10分。
なんとか、落ち葉の方に移らせることに成功。
でも、毎年食い荒らされるということは、一匹ではあるまいと、目を凝らしてみると、本当に小さな黒いイモムシが点在していた…。
最初のやつより断然小さいのに、謎の吸着力はそのままで、生命力の強さに愕然としながら、落ち葉ですくう作業を繰り返して十匹ほど捕獲成功。
苦手なモノと闘い、今日の気力を失って入った家の中では、猫が呑気に寝ていて一気に脱力…。

我関せずで仲良く寝るにゃんず


なんか、平和やな…はは…。

レモンの初収穫を目指すぞ〜!

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