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生産性UP!時間管理法

TODOを書き出したりしてみたものの、今日やると決めたことが予定通りに終わらない。こんな経験ありませんか?そんなとき取り入れてほしいのが、ポモドーロ・テクニックです。

■ポモドーロ・テクニックとはなにか

ポモドーロ・テクニックの誕生は30年以上前の1987年にさかのぼる。
イタリアのフランチェスコ・シリロが大学生の頃、集中して試験勉強をするためにトマト型のタイマーを使っていたことがこの時間管理法の原点になっている。

彼がのちに自分のウェブサイトでポモドーロ・テクニックを公開したところ、それが時間との戦いを余儀なくされているソフトウェア開発者の間で広まりました。それがやがて世界中に普及していったのです。
この方法は、メンタリストDaiGo著「自分を操る超集中力」でも紹介されていました。

《ポモドーロ・テクニック手順》
1.  25分間、そのタスクに集中して取り組む
2.  25分経ったら、5分間の休憩をとる
3.  4ポモドーロを行った後は、20分~30分の長めの休憩を取る

会社のミーティングに終わりがないと、無駄話が多くなります。飲み会も2時間と決まっていれば、その中で思いっきり楽しめる。人は限られた時間の中でこそ、効率性を意識できるのです。

25分という時間の管理にはアプリがおすすめです。無料から有料までさまざまなアプリが出ていますが、ここではFOCUSというアプリを紹介します。無料で使用できてデザインもシンプル、使い勝手も良い。
私はPCモニターの横にiPhoneスタンドを置いて、常に目に入るようにしています。

■ポモドーロ・テクニックをやるとわかること

ひとつのことに集中する難しさを知る

ポモドーロ・テクニックを取り入れると、ひとつのことに集中することがいかに難しいかを知ることができます。特にリモートワーク中心になっている人が多い今、自宅で気持ちを切り替えて、作業に集中することがいかに大変なことなのか、実感している人も多いと思いはずです。

逆に、集中して作業を終えたときの達成感、充実感を味わうこともできます。その積み重ねは、やがて自分のステップアップ、自分の新たな可能性を知ることにつながり、自信になります。

作業時間を把握できる

現状把握ができるのもメリットのひとつです。自分の作業時間を把握することで、よりスケジュールが組みやすくなり、そしてさらに効率良く作業を進めようとすることで生産性向上につながります。

タイマーがかかっているなんて強制力があって苦手だと感じる人もいるかもしれません。私も初めはそうでした。
しかし、たとえば今日このあと2時間後の飛行機に乗らなければいけないと分かっていたら、○時の電車に乗って、○時には駅に着いていて、それなら○時には家を出て…と逆算しますよね?
そうやって少しの切迫感があった方が、実は生産性は大きく上げていくことができるのです。

5分間の休憩をなめてはいけない

人は8時間以上労働をすると、酒気帯び運転の状態と同じくらいまで集中力が落ちると言われています。25分間集中し、5分間の休憩をとる。このスパンで作業をこなすことが、最も生産性が高いと言われています。

■時間を制する者が人生を制する

時間管理術でもっとも大切なことは、「やることを決める」ために管理をするのではありません。集中しているその時間に「やらないことを決める」ということが重要なポイントです。

決断という漢字は「決めることを断つ」と書きます。何を「断つ」のかを「決める」ことでもあるのです。

脳は行動することによって疲れるのではなく、小さな意思決定の連続によって疲弊していきます。
だからこそ、何をやるかではなく、何をやらないのかを決めていかなければいけません。そして、限られた時間の中でやると決めたことに集中する。それが生産性を高めていく方法です。

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一日は24時間しかありません。そして人生は時間です。限られた24時間という時間の中で、最小限の努力をして最大限の結果を出していく。
時間を制するものが人生を制するのです。

やろうと決めたTodoができないまま一日が終わり、自己嫌悪に陥り、やることはどんどん溜まっていく。そして翌日がもっと辛くなり、やがてやりたいことも諦めてしまう…。
そんなループから抜け出すためにも、このテクニックを活用して、自己実現や目標達成、夢の実現に役立てていってください。

【動画】生産性がグンと上がるポモドーロ・テクニック


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