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人生向上化計画
人生はたった一度しかないから「一生」と書きます。
今日も私たちは死に向かって1秒1秒時間を刻んでおり、どんなに戻りたくても、時間を巻き戻して二十歳や学生に戻ることは絶対にできない。
日本語には「使命」という言葉があります。
使命=命を使う
言葉の通り、今日もわたしたちは命を削っています。例えば今からこの記事を10分かけて読もうと思ったら、10分の命を削っているのです。
この世に使命を持たずに生まれてきた人はいないし、誰もがなんらかの役割や意味を持って生まれてきたはずです。
■成功と成長は同時進行である
人生をもっと良くしよう。目標を達成し、成功しようと思ったならば、成功するためには自分の成長も必要になってきます。
自分が成長したから成功するのか、それとも成功した結果、成長しているのか。答えは同時進行です。
スノーボードを始めようと思ったら、転ばずして滑れるようにはなりません。滑りながら転んで、そこから学び習得していく。人生にとっては失敗も経験も大切な財産なのです。
「変わりたければ、変わらなければ、変わらない」
何かを変えたければ、変えていかなければずっと同じ今が続きます。頭ではそうわかっていても、人はどこかでなるべく自分にストレスを与えずに安全な道を行こうと考えてしまう。
けれど人生に失敗がなければ、後々失敗することがたくさんあるのです。短期間で見ると失敗だったとしても、人生を長い尺で見たときに、「あの時のあれがあって本当によかった」と思える。人生はそういう風にできているのです。
人生とは今の点と未来の点がつながっているように見えないかもしれないけれど、過去を振り返ってみると点と点はすべて線でつながっている。
まさに点をつないで線にしていくことこそが人生なのではないでしょうか。
■成長とは筋トレのようなもの
重いものをずっと持つと筋肉痛になる。筋肉痛は痛いし苦しいけれど、一度破壊された筋肉がより強い筋肉に再生するのです。
人生も同じです。不安なこと、イライラしたことも全部、筋肉痛と同じように、あなたの筋肉が作られているという成長痛のサインなのです。
不安も失敗も苦しいことも嫌だけど、筋肉痛(成長痛)がないと成長しない。成長していかないと、成功も達成もない。
不安とは、何かが変わっているサインである。そして不安がないときは、自分が何も変化していないというサインなのである。
このロジックがわかると、不安がないことが逆に不安だと感じるはずです。
不安が嫌だと思うかもしれませんが、不安とは逆の安定という言葉は「安く定める」と書きます。安定とは低空飛行のような人生です。
不安なことに感覚や感情だけで立ち向かうと振り回されてしまいますが、ロジックを理解していると、不安に対して対策することができます。
■長期的な目標が人生を引っ張っていく
人生にとって長期的な目標はとても大切です。
毎年夏が近づくと、「夏に向けてダイエットしよう」と始める人がいますが、毎年ダイエットするのであれば、一生痩せた体型でいれば良いだけです。
来月の5万円が足りない、ということは人は必死で考えますが、それじゃあ一生豊かでいられる方法を考えればいい。どれくらい人生のビジョンの尺を長く見ているのかがとても重要です。
「わたしはこういう一生を生きる」と長いスパンでビジョンを持った人は、目の前の出来事で一喜一憂したりしません。「鳥の目、虫の目」というように、遠くを見る目と目の前のことを見る目を持つことが大切です。
「わたしはこう生きるんだ」という生き方を決めていると、迷ったりブレたりしないものなのです。
■生きていく力を身につけよう
わたしたちは生まれた瞬間から恵まれていました。特に今の社会ではWi-fiやスマートフォンが当たり前のようにあります。しかしずっと時代を巻き戻していったときに、本来人は森の中でただ生きていても幸せを感じることができたはずの生き物なのです。
アジア圏で幸せを勝ち取ろうと思ったら年収1100万円までがんばると良いという研究結果が出ています。年収1100万円までは、年収が上がると共に人の幸福感も上がっていくと言われています。そして人が幸せを感じられる仕事は週33時間。8時間労働で週4日くらい働くと、適度に達成感を味わえるそうです。この時給は7000円。人は7000円の時給で働くと、そこそこ幸せを感じて充実した生活を送れるのです。
なんとなく月収50万円がすごく見えたり、月収18万円が安く見えたりしますが、例えば月収18万円の人が週に1回しか働いていないとすれば、時間あたり生産性は後者の方が高いです。
人生はたった一度きり、そして一日は24時間しかないのです。時間あたり生産性にこだわっていきましょう。
■夢には2つの漢字があある
夢想 想像で終わること
夢現 夢を現実にすること
2つの夢、みなさんはどちらがいいですか?
夢はゴールではなくスタートです。夢を現実にしていくには、リアリティを持つことが大切です。
「ハワイに行きたい」が夢だったなら、誰と、どんな場所で何を感じているのか、その温度を肌で感じられるくらいリアリティを持って描く。漠然とハワイに行きたいと思うのではなく、そこで何を感じて、どんな生活を送りたいのか、夢にストーリーを持たせていく。それを頭で考えるのではなく、心で感じる。ここまでできて夢は成立するものです。
コロナウィルスによる生活の激変で、なんとなく会社に行っていれば生活できると思ってきた時代は終わりました。
これからは個の時代が到来し、どこかに所属していい会社に入っていれば一生安泰という考え方はもう時代遅れです。
もう一度自分の人生というものに想いを巡らし、どんな人生を送りたいのか、どうありたいのか、何のために生まれてきたのか?今まさに自分と向き合うタイミングなのかもしれません。
【動画】人生向上化計画
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