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幸せ=お金と時間のバランスという法則

あなたの人生のゴールは何ですか?と聞かれて、パッと答えられる人が世の中にどのくらいいるのでしょうか?みんな形は違えど、誰もが最終的に目指すのはやはり「幸せになること」だと思います。

■不幸になる人の原因

不幸な人とはどんな人でしょうか?
貧乏、病気、孤独、充実感、満足感...色々ありますが、一番の理由はお金であることが多いのです。決して《お金持ち=幸せ》ではありませんが、不幸な人の原因の多くはお金です。

ワンピースの登場人物であるヒルルクの名言があります。

ヒルルク

「人はいつ死ぬと思う? それは、人に忘れられた時さ」

望まぬ孤独というのは不幸で辛いものです。
お金がないことは一時的ですが、貧乏というのは一生続きます。
ここでいう貧乏とは、お金がないだけではなく、感謝や愛情を感じられなかったり、誰かを憎んで許せなかったり、心が貧しかったりすることも含みます。

お金がない。そして孤独であること。これが不幸でいる人の特徴であることが多いのです。

■幸せになるための条件

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では逆に、幸せな人の特徴は何でしょうか?
有り余るほどのお金があるのに、それを使う時間がなかったら、虚しいだけです。
逆にお金もある、自由に使える時間もある、だけど友達がいなくて一人ぼっちである。これもまた充実感に欠ける人生になってしまいます。

お金、時間、健康、仲間、家族、達成感…もちろん幸せの形は人それぞれ、条件はこれだけではありません。しかし、有り余るほどのお金ではなかったとしても、これらがバランスよく整っていれば、人は幸せを感じることができます。

つまり幸せとは、こういった要素のバランスのことなのです。
お金だけでもダメだし、時間だけでも満たされない。人間関係や知識や経験、達成感も必要。

「おかげさま」という言葉があります。強い光で照らされているから影がある。後ろから光を照らし、影を作ってくれるお天道様に、ありがとうございますと言っている。これがおかげさまの語源という説があります。

強い影がある人には強い光が当たっています。影すらない人は光すら当たっていない。まさに光と影はふりこの法則のように、平等に起きているのです。

日経新聞に「年収1400万円は低所得者。人材流出高まるリスク」という記事が発表されて話題になりました。
サンフランシスコでは年収1400万円以下は低所得者に分類されています。年収7万3300ドル(約820万円)の場合でも「非常に低い所得」に分類されるのです。

日本では20代で手取り18万円位の人が大勢います。それで計算すると年収は約200万円。サンフランシスコを比較すると7倍も差があります。

同じ人間、同じ24時間、目も2個、手も2本しかない。
条件が同じにも関わらず、7倍稼いでいる人たちが同じ地球上に存在しているのです。グローバルスタンダードで働いていく時代がまさに今来ています。

ノーベル経済学賞を受賞したアメリカの心理学者、ダニエル・カーネマン教授の研究により、年収7万5000ドル(約900万円)が幸せにとって重要な年収であると提唱されました。
そしてスイス経済学者サイモン・ルーチンガーによると、一番幸せになれる労働時間は1週間あたり33時間であるというデータも出ています。

人はどんなにお金があっても、ダラダラしていたらつまらなさを感じる生き物なのかもしれません。適度に人の役に立ち、適度に達成感というのも人生においては必要です。豊かな人ほど一生懸命働いていたりするものです。

自分1人を幸せにするお金だけで考えれば十分満たされている人もいます。しかし、自分の大切な人や家族、そして現在、これから生きていく未来を考えると、本当に幸せといえるのか、もう一度見直してみる必要があります。経済に興味がない人は、自分と家族に興味がない場合が多いです。
つまり豊かな人、幸せな人の共通点は、経済力を持っているということなのです。

■幸せ=お金と時間のバランス

お金と時間のバランスを分けてみると、職業ごとに4つに分かれます。

お金と時間

A)お金があるが時間がない
社長、医師、弁護士など。収入は多いが拘束が長く時間が取りづらい。
B)お金がないが時間はある
学生、フリーターなど。時間を作るとその分収入が減ってしまう。
C)お金も時間もない
サラリーマン、自営業者など。働いているがそれに見合った報酬がない。
D)お金も時間もある
投資家、オーナー。自分がそこにいなくても会社が動いていたり、お金が働いてくれる仕組みやスキームを作っている。

人脈にも同じことが言えます。
Aタイプの人たちは時間に追われて交友関係を広げるのが難しい。Bタイプはいろいろな場所で友達を作ることができますが、お金の制限がある。
Cタイプの人たちは同僚や同業種と繋がることはできますが、それ以外の範囲が狭められる。
Dタイプの人たちは時間を使って人に会いにいくこともできるし、お金をかける、かけないの選択ができる。旅に出ることもできる。どんどん新しい人と出会うことができる。

夫婦間のトラブルもそうです。原因を突き詰めていくと、お金か時間、どちらかが原因であることが多いのです。AタイプもBタイプもどちらかが✖️なので、揉めても仕方ないかもしれません。お金と時間のバランスが良い人たちは、喧嘩の原因が少ないのです。

結論、幸せには《豊かさ》が必要不可欠なのです。

■2つの質問で自分を見つめ直す

Q.お金と時間があってやりたいことは何ですか?

ちょっと考えてみてください。
この質問、意外と答えられない人が多いのです。夢は、知識がないと夢にできないからです。行きたい国、自然、料理や体験、知らないことは夢にすることすらできません。

Q.お金と時間があってできないことは何ですか?

ではこの質問はどうでしょうか?
お金と時間があってできないことは、限りなくゼロに近いはずです。

本気で夢を叶えようと動いている人たちは、お金と時間のバランスを追求しています。
もちろん目的は夢を叶えるため。お金が欲しいわけでもない、時間がほしいわけでもない。
だけど何かを始めようとした時には必ずお金が必要になったり、時間が必要だったりします。本当にやりたいことをやり続けるために、お金や時間を確保しようとするものなのです。

■何が何でも叶えたいものはありますか?

お金と時間があってできないことがないのであれば、何者にでもなることができる。お金、そして時間のバランスを整えることに集中することは、夢に到達するためにとても重要です。

わたしたちは就職教育を受け、学校には二宮金次郎の銅像が立ち、そんな文化の中で育ってきました。しかし時代は刻々と変化し、インターネットが普及し、年齢や性別のボーターがなくなり、手を伸ばせば誰にでもチャンスが掴める時代になりました。

ラスト

お金と時間は、夢を叶えるために必要なものです。
たった一度しかない人生を、やり甲斐で生きたいのか、生き甲斐を大切にしたいのか。
結局、何が何でもやりたいことしか夢は叶わないのです。自動車学校に通うと決めたとき、絶対に自動車免許を取得するという前提で入学したはずです。わたしたちは今まで、絶対に叶えたいことは手に入れてきたのです。

現状を把握し、何が何でも叶えたい夢を見つめ直し、そのために必要になるお金と時間のバランスを整えていきましょう。

【動画】幸せとはお金と時間のバランス《あなたは認めますか?》


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