自分の悪癖と白目を剝きながら向き合う #2

"自分探し"ってしたことがありますか?

ひと昔前なんかは、単身バックパッカーでインドに行くのが定番でしたよね。

そういえば大学を休学してインドに出かけた友人がいました。元気にしているかな。

自分探しと聞いてまず思い浮かべるのは、羽海野チカ先生の『ハチミツとクローバー』。作品の主人公である竹本が、ママチャリで行く当てもなく東京から北上するのですが、本作品の中でも屈指の名シーン・名言の多いストーリです。

気付かなかった まさか自分の家のドアが 「どこでもドア」だったなんて
羽海野チカ/著 『ハチミツとクローバー』より

宗谷岬で呟く彼のモノローグは本当に秀逸。


そんな竹本にも負けず劣らず、かく言うこのわたしも最近は自分探しに励んでいます。自己分析と言い換えても良いかもしれません。

以前書いたnoteでも自分探しや自己分析の大切さについて言及したものがあります。→(個性や価値観の輪郭を探す

わたしが自己分析について「うわ、これは凄いぞ」と感じたのはshowroomの前田裕二さんの『メモの魔力』を読んだことがきっかけでした。

本の影響で自己分析を真剣に「よし!やってみよう」と決意をしたものの、結局あまり真剣に取り組めないまま時が過ぎていきました。

その理由もどこかで解説できればいいなぁ~

しかし、最近読んだこちらの本

昨年発売された、大人気!八木仁平さんの『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』。

自己分析とは違う角度から手に取ったのですが、これが『メモの魔力』に劣らずの超自己分析本でした。(そもそもタイトルに自己理解メソッドって書いてある)

自己理解・自己分析を通して「やりたいこと」を見つけていく。という趣旨の本で、読みながら無理なく自己理解を深めていくことができます。

基本は本を読み進めながら自己分析に取り組むことが出来るので、めちゃくちゃ手軽なのが嬉しい&ありがたいポイント。

素直に従って質問に答えていくと、夢中で自分を深堀りしていることに気づきました。その中で現在わたしが立ち向かっているのがタイトルにも挙げている、ある悪癖について。

昔から私は、人と比べることを無意識のうちにやってしまう人間でした。今でもそうです。

これは本当にね、悪いです。

数ある癖の中でもトップクラスに直したい癖の一つ。

しかし、「人と比べるのをやめるもん!」という根性論だけではどうにも治らないのは明白。多少は人と比べてしまう時の自分なりの対処法も心得ていますが、やはり根本的な解決にはなりません。

なぜ人と比べてしまうのか、わたしの人生の中で染みついてしまった思考の癖は、自分自身との対話の中で少しずつ直していかなければと考えています。

私自身、治るのかどうかまったく光は見えていないのですが人生に悪い影響が出ていることは確かなので、地道に白目を剝きながら向き合っていこうと思っています。

自己分析の内容についても、まとまって来たらこの「Re わたしジャーナル」でも公開できたらなぁ。なんて思っています。

同じようなお悩みをお持ちの皆さん、一歩進んで二歩下がるぐらいのメンタルで一緒に進んでいきましょう。おやすみなさい!

midori

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