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ラグタイムとシンコペーション

前回のラグタイムのところで シンコペーションという言葉が出てきました。

シンコペーションの説明の前に、、、

Ragtimeの由来

ラグタイムRagtime の由来はRagged time からきています。
Raggedは直訳すると「ガタガタ、ボコボコ、不調和で起伏に富んだ」というような意味です。(他にも諸説あるけれど)

タイムラグって言うぐらいだから。
時間差ですね。

ジャズ特有の、あの黒人のねっとりした感じ、少し後ろに遅れたり、もたれたりする感じを「3連」「レイドバック」とか 「裏」が 「バックビート」などと本に書かれていて
余計混乱しますが、ここでは置いといてください。

前回書きましたが、ラグタイムはもともとジャズではないし、スイングするものでもないので、、、

シンプルに一言で表すと

「ラグタイムとは、ある特定のリズムでシンコペーションをすること」です。

これは、私の考えではなくて、Jelly Roll Mortonが言っています。
(The chronicle of jazz にも掲載されています)

そもそもシンコペーションって何? ですよね。 

シンコペーションとは?

一般的には
「強拍と弱拍のアクセントをつける場所をずらす、逆にする、ことで変化をつける」
ことです。

ラグタイムって、もともとは2ビートなんですが、、、、

理解するために  これをやってみてください

実際に歌って感じてみる

普通は、1拍目と3拍目が強い

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541字
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