求められる理由(違う人にならないで)
求められる理由が
〇お値段が安いから
であれば、値段が上がったら求められなくなる。
〇時間が無くて、持ち帰りのコーヒーを手に入れたい人は、
チェーン店に行くけれど、
ゆったりした時間と丁寧に入れた、独自のブレンドの味
が好きなら、こだわりの喫茶店を選択する
〇若くて美しい事で人気が出たら、おばさんになればファンは離れる
(すみません例え話です。コーヒーの話から急に変わった(-_-;))
マーケティング的に、評価の各項目のグラフがバランス良い形になっていれば、お仕事は増えて安定するのですね。
だから最初は何でもできるようになる為の努力をするのですが、、
認められると、求められたことを継続したくなる
人は、認められると「求められたことを継続したくなる」ものです。
一方で、それを辞めてしまったら「今までいた人は離れてしまう」
(バイブスが変わるんだから離れるのはしょうがない。)
音楽や演奏だけでなく、商売は全部同じですけど。
関わる人、環境、人間関係はとても大事なのです。
(今日の内容も、まだ伴奏者とライブハウスの話の続きですよ~!)
※もしも、頑張っている所を認められたのだとしたら???
ず~~~~~っと頑張り続けなければいけないのか?
※ストイックな部分が好まれたのなら、それを続けなければいけないのか?
(がんばってるからライブさせてあげる的な)
※何でも言う事を聞いてくれたから?
ずっと、その人の言う事を聞かなければいけないの?
※何でも弾けたり、何でも歌えたりして認められたから?
ずっとレパートリーを増やし続けなければいけないの?
※楽譜無しでも、突然リクエストされても、何でも弾けたり歌えたりしなければいけなの?
それが勉強だと思ったり、成長だと思えるならば、
チャンスを掴めると思えるならば、
それが、本人が心から楽しくて、得意な事ならば問題はないのです。
し!か!し!
それが板についてしまって、
お仕事ができる人になってしまい、
周りに求められ、認められて、
自分でさえも、もはや長所で才能だと思い込んでしまっているならば、
いずれ違和感を伴って、
ちゃぶ台ひっくり返したみたいに辞めたくなるはず。
リーズナブルで、おしゃれで、人気があって、味にブレがなく、
適度に自分の好みに変えれて、人当たりも良く、
可も無く、不可も無い訳でもなく、立地も良くて、便利で
マーケティンググラフ的にはバランス最高です。
そら仕事頼みやすいわ。
(それ、、、、スタバやん。)
それを最初からやって、長年続くと、、、
あなたより若くて、安くて、うまくて、早くて(呼んだらいつでも来る)扱いやすい人にバトンタッチしなければいけない時が来ます。
(吉野家もか?)
スタバの味が、吉野家の味が大好きで大好きで仕方ないなら、
変わらず愛されるけど(実際熱烈なファンが多い)
それが単なる仕事で、別にあなたでなくて良いならば????
本当にやりたかったことは何でしょうか?
得意な部分、才能の在り処は、本人には分からなかったりするんです。
武器、あるいは才能、「息をするように自然にできること」というのは必ず全員持っています。
でも、本人にとっては、「息をするほどあまりに当たり前すぎて気付かない」場合が多い。
しかも、長所と短所は紙一重だったりもするから
「自分の嫌いな部分」「人に嫌われてる部分」だったりもして。
これをボーカルに例えるとどうなるのか?
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実践ジャズボーカル講座|ジャズボーカリスト中野翠
ライブやセッションで使える実践的な内容を掲載します。ジャズボーカリストならではのお困りごとを解決する参考書的なマガジンです。
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