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コピーをする理由は?

単に好きなボーカリストの歌を聴くだけ、
自分の好き勝手に歌うだけ、

の段階から、

もう少し歌唱力のレベルを上げたり、
今までの自分には出来なかったような表現をするには、

コピーすると良いのです。

というか、
素晴らしいミュージシャンのコピーするしか他に方法がないじゃろ🌙


〇私達日本人が、真似できないフレイジングやリズムこそが、
 スイングするのに必要な事
(発音、アクセントだけ直しても同じにはならない)

〇物まねできないボーカリストは、実は自分に足りない要素を持っている。

※大嫌いだと聴く気を無くしちゃうので、
(いずれそのうち嫌いな人もいなくなりますが)
最初は好きだけど、真似してみたら
え~~~~っ????似てない😢
というボーカリストを探してみてください。

私の場合は
ベティー・カーターの
我を忘れて、雄たけびを上げるように叫び、
肩からワンピースの袖が剝れる無心で自由な状態や
パラポロペンやハララ、ルンルルンというスキャットのシラブル
独特の歌い方が、
どうしても
どうしても
好きになれなかったのです。

自分はできないのに、この人はやっているから嫉妬するのかな。。。。。
嫌いな理由にも、心理学的な要素があるのかも!


しかし、イラ~~っとしながら真似してみると
私に足りない要素が満載
フレイズの最後は鼻に持っていく
軽く歌う
8分音符がガタガタせずに均等
口の開け方や体全体で楽器として音を表現する
管楽器のよう

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