ヴォーカリーズvol.1
「ヴォーカリーズ」という言葉をご存じでしょうか?
すでに歌詞があるボーカル用の曲ではなく、
インスト用の曲の
テーマの部分や
アドリブをしたソロの部分に
わざわざ歌詞を作ってあてはめたものをヴォーカリーズと呼びます。
私達ボーカルは
最初から歌詞とメロディーがあるものしか歌ってこなかったのですから、
聞いたことがない方は、どんな感じか、ピンときませんよね?
私が最初にヴォーカリーズについて調べたきっかけは、
大好きなボーカリストのマリーナ・ショウがtwistedという曲を歌っていたからです。
えらい歌詞が多い!から口が回らない。。。。。
この曲はアニー・ロス(ジョン・ヘンドリックス&ロスにも所属していた)が作詞したことで知られています。
元々メロディーラインはワーデル・グレイというサックス奏者のアドリブなのです。
音源を聴いてみてください。
1950年代にこんなことしてたなんておしゃれですね。
ジャズ界で、ヴォーカリーズで最初に有名になったのはアニー・ロスではなく、
エディ・ジェファーソンという人です。
キング・プレジャーも有名です。
All of meはテーマの後、誰かのソロをコピーして歌詞をつけたものです。
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