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日本のジャズボーカリスト

前回の予告通り、今回は私がおすすめする日本のジャズボーカリストを
ご紹介致します。
普段は、日本人の音源を聴くぐらいなら、アメリカの一流のボーカリストを聴きましょう! と言っています。
それは、例えば、、、
落語を日本人ではなく、外国の方がなさったとして、
やはり、日本語の持つイントネーションや、発音、フレイズの流れが日本語ネイティブではないから不自然だというような感じです。

でも、本質的には、面白ければ良い、素晴らしければ良いのです。

習っていたのだから、綾戸さんのアルバムは勿論聴いていました。
その綾戸さんに、笠井紀美子さんが良いとすすめられて、それから笠井さんのレコードを探し始めたのですが、これがカッコイイのなんのって。

アルバムは沢山出されていますが、私が好きなのは、
ライブ盤で、シダー・ウォルトンが伴奏のKIMIKO IS HERE 、
大野雄二さんとのライブ盤でJUST FRIENDSです。
二枚ともライブ盤やん!
つまり、やっぱりライブが良いという事ですね~。
70年代の熱い感じとか、笠井さんのセンスの良さが、めちゃくちゃ素敵です。
今はアメリカでジュエリーデザイナーをなさっています。

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それから、森山 浩二さん
ピアノは山本 剛さんです

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70年代前半は私はまだ生れていません。
私の父は当時は東京で働いていて
「ジャズ喫茶でマイルスやらレコードをかけて貰ってわかりもしないのに飲めない珈琲を頼んでいた」と言っていましたから、
こういう何とも言えない熱くておしゃれな感じを味わいたかったのかもしれませんね。

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650字
教材のような内容の記事が2本と、不定期でエッセイを掲載する予定です。

ライブやセッションで使える実践的な内容を掲載します。ジャズボーカリストならではのお困りごとを解決する参考書的なマガジンです。

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