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音楽は副作用の無い薬

「効果があります!」
と言ってしまうと薬事法に抵触するけど、「薬やサプリ」を飲むのではないんだから、

「音楽は健康に効果があります!」と言っちゃっても大丈夫💛

大音量や、気持ちの悪い歌詞、、、、、そういうのは論外ね(+_+)
マリリン・マンソンのファンには申し訳ないけど、私には無理だわ、
全てが耐えがたいよ。

脳科学の中野 信子 先生が好きで、書籍を読んだり、情報を得たりしているのだけど、彼女の情報が私には非常に役に立っています。
雑誌Vogueに記載されていた内容をまとめると、、、、



心拍数に近いテンポが副交感神経を活性化させる


 心拍数の正常値は60~100
 演奏するテンポも、のんびりするなら、これぐらいが最適って事。
 

同一性の法則

 悲しい時は、悲しい音楽を聴くと癒される!
 元気を出すために楽しい音楽を演奏すればいいってものではないのか(';')
 だから、みんな失恋した時に失恋ソングを聴きたくなるんですねえ。

ジャンルによる性格


 クラシックを好む人は内向性が強いが、
 なんと、、、、意外なことに
 同じく内向性が強い人はヘヴィメタを好むのだとか、、、、、
 じゃあ、クラシック好きとヘヴィメタ好きは性格が似てるから、気が合う   
 ってこと?????

 R&B好きは、表面的にはおとなしく見えるけど外交的。
 人と交流しやすい。
 ってことは、ジャズは気難しそうに見える人でも外交的だってことか!


陶酔感、高揚感


 昔は薬物をやってるミュージシャンが多かったけれど、音楽で興奮できる 
 んだから、薬いらんやろ~~~~ と思うけどなあ。
 当時のアメリカのジャズ界は薬をやらないとコミュニティに入れなかった 
 ようだけど、それは一体どういう仕組みだったのでしょうか?

 人気のある曲、売れてる曲は、やっぱり興奮できるように、
 また聴きたくなるように上手に作られてるんですね。

 そして、カラオケでも、セッション、ライブでも、演奏する側も、聴く人 
 も、高揚する「ゾーン」に入ればドーパミンが出る。
 元気出て、やる気出るんだわ。

モーツァルトよりジャズ?

 
 モーツァルトの音楽が脳波を安定させるとか、子供の教育に良いといわれ    
 てきたけど効果が薄い。 
 851ヘルツが健康に効くのだって怪しい。。。。。。
 最近は、健康に良いからという理由で興味無いクラシックを聴くより、
 好きな音楽を聴くのが一番良いという研究結果もある。

手術中にヘヴィメタ、ロック?


   多くの外科医が手術中にヘヴィメタやロックを聴きながら施術している       らしい。
 ストレスが強い、集中しなければならない時はヘヴィメタかロック。
 じゃあ、こうなったら私は激しくジャズを歌うよ。
 

決断する時は重低音


 ベース音など重低音がはっきりした音楽を聴くと決断を後押ししてくれる
 らしいですよ!!!
   ベーシストがいないデュオの編成の時もあるもんね。
   みんなボイトレで、自分の声で、低音が響いてボ~っと出せるように練習    しよう!


心身の傷を治したければライブ会場へ

 
 高い音域、金切り声などは毛穴から取り込まれる。
 低音は振動の感覚で受け取る。
 つまり、音は触覚で伝わる。
 肌を刺激されると、幸せホルモンのオキシントンが出る。
 オキシントンは不安を抑える役割がある。
 ストレスホルモンが分泌されると、いち早くストレスホルモンを下げる働    きがある。
  オキシントンが出やすくなるような音響の良い会場でライブする。

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この情報は目から鱗で、しかもやる気が出ますね。

結論は

○バンドはベース入りの編成で
○幅広い音域(高音から低音)をボーカルが出せるようにボイトレで練習を頑張って
○金切り声から、バリトンのおっさんみたいな(失礼)色々な声を出す
○テンポは60~100をメインに
○時々高速テンポで興奮、時々はロックのような激しい曲調の歌でやる気と集中力を出させる
○悲しい曲をセットリストに入れる
○音響の良い会場で演奏する、配信ではなくライブ会場で聴く


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教材のような内容の記事が2本と、不定期でエッセイを掲載する予定です。

ライブやセッションで使える実践的な内容を掲載します。ジャズボーカリストならではのお困りごとを解決する参考書的なマガジンです。

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