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演奏スタイルの変化と服装

演奏する時は、勝手に好きな服を着れば良いのですが、しかし、
服装はアイデンティティであり、自分の音楽スタイル、生き方、考え方が表れるものでもある。。。。。

チャーリー・パーカーはおしゃれで、きちんと仕立てたスーツ
それに反してコルトレーンは、あえてポロシャツでラフにして見せ
チェット・ベイカーは若い時はぴったりした白T
モンクはヘンテコな帽子をチョコンと頭に乗せ
サックス奏者のフィル・ウッズは、ずーっと同じデザインの帽子をかぶっている、
という感じで「あの人と言えば、このコスチューム、これがトレードマーク」 という人も多い。

さて、今日は
内面の変化が、音楽性の変化に繋がり、結果的に服装も変化していく様子をご覧頂きます。

ダイアン・リーヴスは、バブルの頃は肩パッド入りの上着に、刈り上げヘアー、アフリカンなテイストの歌と服装をしていました。
最近はとってもオシャレでアクセサリーも素敵、お化粧も映えて、恋してるのかな? というぐらい美しいバラードや、ボサノバを歌い、
(伴奏がロメロ・ルバンボになったせいか?)ブラジリアンの香りもします。

カサンドラ・ウィルソンは最初のCDでは白いワンピースを着てお花を持っていたけれど、
まるで詩人のように、ディープで静寂な世界を表現するのに黒いドレスを着て裸足で歌ってみたり。

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