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人生を変えようとすると現れる抵抗

私が人生を大きく変えると宣言し、思考⇒感情⇒脳⇒行動の繋がりを理解し、人生の変化を実体験するため思考に意識を向け、朝晩の瞑想を毎日行ってちょうど1カ月になる。ここまで、すべて順調だと思っていた。彼が私の人生から突然いなくなって8週間が過ぎた。6‐7週間目に感じた達成感が嬉しくて、私はたった1ヶ月で変化し始めていると感じていた。

ここに来て、大きな「抵抗」が現れた。それは、「お前はどうせ変われるわけがない」と、目の前に現れる現実に打ちのめされ、また「絶望」のループに引きずり戻されてしまうような衝撃的な出来事が私の身に降りかかってきたのだ。

「変わらないで」潜在意識からの抵抗、揺さぶられる思考と感情

彼が突然私の人生から姿を消しただけでも、私にとっては本当に大きなダメージだった。自分の身にふりかかった出来事、悲しみや納得できない気持ちに向き合い、やっとここまで来れたと思っていた。それに追い打ちをかけて、つい2日前、私は彼に関する更なる大きな事実を知ることとなった。

彼が消えた後、マレーシアに住む彼の息子や前妻のことを知ったと書いたが、彼が隠していたことはそれだけではなかった(それではなかった!)。彼は、今現在、フィリピン人の女性と結婚しており、2019年後半、彼女との間にもう一人息子をもうけている。そして、彼の新しい妻と3人目の息子は、現在日本に住んでいる。そう、私と交際を始めた時、彼には家庭があった。彼は、完全な2重生活を平然と送っていたのだ。

知ってしまった最悪な事実

私がなぜこのことを知ったのかというと、彼の妻がユーチューバーだからだ。彼のInstagramに「彼の妻」と名乗る女性のフォローがあり、その名前を検索したら、一人の若くてケバイ女性のYouTubeページがトップに現れた。私は「まさか」と思いページにある動画を確認したら、彼女は日本から、しかも私の彼が住む特定の地域からYouTubeをアップしていた。

私が最初にピンと来たのは、彼女の『コストコに行く』とういう動画。コストコまでの道のりを車の助手席から撮影しているのだが、助手席側で聴こえるタイヤの音は、私が聴きなれている音だった。彼はある日、ディーラーで車輪を交換していて、その後から車の左側から変な音がしていた。私たちはその音をディーラーに何度も確認しに行っていた。動画の中で、その聴きなれた音がする。助手席から外を撮っているので、ガラスの反射に私が特定できる何か(彼の車の内装、もしくは彼自身)が映らないか目を凝らして見たが、移動シーンに私が特定できるものは何も出てこなかった(タイヤの音以外は)。続いて、コストコの中の様子を撮っているシーンで、私は買い物をする彼が一瞬遠くに映る場面を見逃さなかった。私の胸はソワソワし始めていた。

彼女が投稿している動画をさらに観ていくと、彼女と息子が成田空港に到着した日(2020年5月)が出てきた。成田空港からの帰路を妻が携帯で撮影している動画で、そこには見慣れた車内、そして運転席には私の彼がしっかりと映っていた。彼がバックミラーにかけてるサイコロのマスコットは、私が手でよく触っていたものだ。

付き合ってる間、たった一度だけ、いつものように彼の助手席に乗り込んだ私は違和感を感じたことがあった。助手席に座ってシートベルトを掛ける時に「あれ、私の他にも誰か乗ってる」と感じたのだ。その時はまさか、私に隠している家庭があったなんて想像もしていなかった。

動画は他にも、まだ小さいの息子を水族館に連れていく彼の姿があった。私の彼は、私と付き合いながら、しれーっと家庭を持っていたのだ。

「独身だ」と言っていた彼

私の彼は、実に平然と私に対して嘘をついていた。私たちが出会った2020年2月、誘ったのは彼の方からだった。その後、たまに来るLINEの中で、彼は「今まで仕事中心の生活だったから、誰とも交際していない」と私に話していた。私たちの初デートは、お互い「独身」ということで会うことになっていた。彼はアメリカの公務員でポジションも高い人だったので、私は彼が本当にキャリア中心の生活を送っていてたまたまシングル(独身)なのかと思っていたし、「悪い人」という疑いは1ミリも持たなかった。彼自身が自分のステータスを私にアピールしていたのも彼を信じてしまった理由としては大きい。(今となっては、彼に自慢できることは仕事しかないし、自分の肩書を利用して人生好き放題やっているとしか思えない)

現実のあまりの酷さに打ちのめされる

私は、彼が今現在も私と付き合っていた時も「結婚していた」という事実に大変打ちのめされている。私は本当に気づかなかった。彼から子供の匂いがしたことはなかったし、二重生活を疑わせるようなミスは私には一切見せてこなかった。しかも妻は、まだ20代であろうフィリピン人の女性(後日わかったこと、彼女はアラフォー)。二人の日本での優雅な生活が彼女の投稿で垣間見れる。専業主婦の彼女は、暇を持て余してYouTubeに毎日のようにくだらない小銭稼ぎの動画を投稿している。

私にとって、結婚、家庭、子供という、私が欲しくてたまらないものを彼女があっけらかんと手にしていることが悔しい。しかも私が付き合っていた男性と、私が夢見ていた生活を送っている。私はどうしても自分の思考に負けてしまう、「どうして私じゃないの?どうして私には彼女の生活が手にできないの?」人との比較、嫉妬、負のスパイラルに陥ってしまう。彼の職場には家族で利用できるスポーツジムがあって、彼女がトレーニングしている姿を彼が撮っている動画もあった。私は、彼女の生活が本当に羨ましくて仕方がない。

「私がそこに居るはずだったのに・・・」

私は過去の恋愛でもこの思考に何度も支配されている。近年、私が好きになり付き合う男性は、結局、私の後に私じゃない人を選び結婚している。私はこのように、自分が大きく傷付く現実を繰り返している。私の潜在意識が何を記憶してこのような結果を招いているのか、私にはわからない。コーチは、私の幼少期からのコア・ビリーフだと断言する。私はそこにワークを重ねているけど、それでもこの痛く悲しい現実が続いていることを止めることができていない。

私はどうしたら抜け出せるの?

今はまた人生に「絶望」を感じている。私は正直、悩み疲れた、悲しみ疲れた、被害者になるのも疲れた。幸せを手にしたい、もうこんな風に傷つきたくない、同じような悲しい現実をもう繰り返したくない。

この状況の中、たった一つだけ、私を前向きにさせている思考がある。それは、「今起きていることは、私に大きな変化をもたらす前の大きな試練なのだ」ということ。脳やカラダや潜在意識が一生懸命「変わらないで!」と信号を送っている。私の「変わる!」という意思が強ければ強いほど、大きな抵抗が試練という形で現れて、私の本気度をテストしている。

意識を変え、思考を変え、感情が変わり、行動、そして現実が変わる。この力は、がん細胞すら消してしまう可能性を秘めている。私が今現在闘っているのは、がん細胞と同じだと思ってる。私は一生懸命病気と闘い、治るためにいろんな努力をしているのに、また病気にかかってしまう。私は、世界中で奇跡を起こした人たちのように、私自身を治したい、癒したい、幸せにしたい。だから今、どんなに辛くても、負けたくない。自分の力を信じたい。





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