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【群馬県上野村】現役隊員からあなたへ

現在日本各地で活動している30期10名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いてもらいました。

8人目の今回は、群馬県上野村で活動中の松浦遼太さんからです。



歳を重ねて・・・ ~応募の決め手~

協力隊のことを知ったのは15年近く前の大学生の時でしたが、当時は勇気が出なくて応募することができませんでした。
協力隊をやっている人たちが、芸能人やプロスポーツ選手のような別世界の人に見えて、自分にできるとはとても思えなかったのです。

大学を卒業してからも田舎に対する興味はあって、転職を考えるタイミングなどで協力隊のことを思い出すことが何度もありましたが、やはり勇気が出ず応募することができませんでした。

そんな僕が今回協力隊に応募することができたのには二つの理由があります。

一つ目は、歳を取るにつれて人と関わることがだんだん楽になってきたからです。
町に住んでいるときでも人と関わることに対して不安が大きくて、やりたいことがあっても人と関わらないといけないからとあきらめてしまうことが多かったです。
まして人との距離が近いであろう田舎で生活することは精神的に耐えられないと思っていました。
そういう不安が年齢とともにだんだん薄れてきたので、応募する勇気が出たのです。

二つ目の理由は、このまま協力隊をやらずに歳を取ってしまったら後悔すると思ったからです。
協力隊の募集年齢が40歳までなので、あと数年に迫ってました。もたもたしていたら一生できなくなってしまう。それは嫌だと思ったのです。

そういうわけで、ようやく協力隊に応募することができたのです。


「僕のように何年も待つ必要はない」

やりたいことがあるなら、協力隊に限らずなるべくやった方がいいと思います。

すでに書きましたが、僕は協力隊をやりたいと思ってから、15年近く応募できないでいました。
そのせいでやり残したことがあるという感覚がずっとあって、前に進めないと感じていました。

やっと協力隊になることができて、停滞していた人生が少しは動き出したような気がしています。

僕のように何年も待つ必要はないのです。
やりたいことはどんどんやっていきましょう。

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