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【愛知県幸田町】現役隊員からあなたへ

現在日本各地で活動している30期10名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いてもらいました。

4人目の今回は、愛知県幸田町で活動中の戸倉季紀さんからです。





応募の決め手は自分の直感

応募にあたっては自分の直感を信じました。

もともと緑のふるさと協力隊を知ったきっかけは自分の大学に事務局の人が紹介をしに来ていたことでした。

農村での生活に興味がありながらも、これまで都会での生活しか送ってこなかった自分にとって、1年間農村で暮らす緑のふるさと協力隊という制度は魅力的に感じました。そこからいつかは緑のふるさと協力隊に参加してみたいと思うようになりました。

また、その後、緑のふるさと協力隊になった大学の先輩からも実際に話を聞くことができたこともこの制度を選ぶ後押しになりました。

最終的には自分が子どもの時から抱いていた農村や自然の中での暮らしへの思いを信じて応募することを決めました。

緑のふるさと協力隊の後にどのような進路を選ぶにあたっても、自分にとって農村で1年間暮らすことはマイナスにはならないと思ったため、実際に応募する際にはそれほど迷わなかったと覚えています。



他人の人生に責任は持てないけれど、

「応募を悩んでいたら参加したほうがいいと思います」というのがよく見るメッセージのような気がするのですが、自分はそう言い切れるほど人の人生には責任が持てません(笑)。

ですが、これからどうするかを迷っているひとにとっては緑のふるさと協力隊というのは良い制度なんじゃないかなと思っています。

というのも、緑のふるさと協力隊の特徴として自由度の高さがあると感じるためです。

行く地域にもよるとは思いますが、活動面でもその後の進路の面でも自由度が高いと思います。

活動面としては、緑のふるさと協力隊はボランティアとして、様々な分野の色々な活動に参加することができます。自分も農業のお手伝いをメインとしながらも、その他に、保育園や小学校でのお手伝い、町のイベントへの参加、都会にはない集落活動への参加など緑のふるさと協力隊でないとできない幅広い活動に参加しています。そのような活動を通して自分の向いていることが何なのかを考えてみることもできると思います。

その後の進路に関しては、緑のふるさと協力隊は定住を目的とした事業ではありません。その点でも任期終了後へのプレッシャーを感じずに過ごすことができるのではないかと感じます。


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