見出し画像

カルチャーショックを乗り越える その4

みなさんこんにちは!NYの音楽家、コーチのみどりです。今回カルチャーショックシリーズ最後の記事で、カルチャーショックの最後のステージと言われるIndependenceについてです。

言葉通り、自立した状態になり、新しい文化でも慣れ親しんだ文化で振る舞っていたように日々行動できることができている状態です。母国と同じように異文化でも同じように自分らしくいられるようになるには、かなり時間が必要ですが、私は今アメリカでも日本でいた時と同じ自分でいると思っています。今後英語の方が得意になるようなことは無いですが、日本語の方が得意でも、英語で出している自分と日本で出している自分に違いを感じません。

以前の私の考え方との違いが、主に二つあります。違いを楽しむようになったことと、「私は異文化の中でも価値のある人間だ」と思うようになったということです。文化の違いを楽しむというのは割と早い段階でできるようになっていたと思いますが、もう一つの方はかなり時間がかかりました(20年くらい?笑)アメリカ生まれアメリカ育ちで無いと、ついつい「私の意見はそれほど価値が無いかも」とか「言うほどではないかも」と思ってしまってあまり自分を主張しないという選択をしがちでした。でも、ある時から「それは違う」と思うようになったのです。外国人である私だからこの文化に与えられる価値もたくさんあるなぁって、思いました。それから、意見や質問を積極的に言う方が、アメリカ人は嬉しいということを知ったのもあります。「違うことに慣れた」ということも大いにありますね!アメリカと日本の文化は違ってあたり前で、私は他の人と違って当たり前。自分の人との違いも楽しむようになりました。

やっぱり、これですね。違いを楽しむことと、違う自分に大いに価値を見出すこと。これができるとどこに行っても自信を持って行動できそうです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?