Mido Asa

フリーライター、茶を愉しみ、詩を愉しむ。絵本を描きたく、ランドスケープや茶庭も作ってみ…

Mido Asa

フリーライター、茶を愉しみ、詩を愉しむ。絵本を描きたく、ランドスケープや茶庭も作ってみたい。ゆるくAIクリエイター。

最近の記事

BOOK:二十一回猛士

吉田松陰の一生を綴った本である 幕末に多くの弟子たちを教え 明治維新に火をつけた 山口の萩の 小さな場所で 日本の次の歴史の礎が築かれていた 下級武士に生まれたが裕福ではなく 農業を手伝いながら幼いときから学問を学び 11歳では 藩校で 講師をしていて 10代で教授となった 日本の情勢が変動激動の中世の中を 見なければならないと 現実を見て判断する実践の人であった 長崎の平戸に行って オランダ人と接したり 江戸に参勤交代でついて行って 佐久間象山などの知識者から学ん

    • 朝日町の立山連峰にチュ―リップ畑

      • BOOK: からだは星からできている

        宇宙というのは 宇 空間の広がり 宙 時間の広がり を意味している 私達は自分を知っていると考えるが 自分とはなんだろうか 細胞は定期的に入れ替わり 同じ自分ではない 過去から積み重なってきた意識か 心か皮膚で包まれた肉体のことか 自分の内臓も自分の意志で動かすことはできない 生かされている 人が死を恐れ生き続けたいと思うのは 死後の世界に対して続く連続した生を求めているからだ 人間は宇宙と同じ物質でできている 宇宙はいかにして生まれたのか考えるとき そのことを考える人間

        • 桜と飛行機雲

        BOOK:二十一回猛士

          BOOK 世界の見方 インド2

          世界一の大国になろうとしているインド 数学に強い 、ITに強い いろんなイメージがあるが 苦難と長い歴史の中で 作り上げられてきた民族文化がそこにある バラモン教から始まった ヒンズー教が大半を占めるが その中で カースト制が 長い間 民衆の生活とともにあった カースト制は ジャーティーとなり 職業分配 という 今で言う ワークシェアリング 的な 意味合いもあると言うが 長い間 差別されてきた 蔑まれてきたカーストの最下層シャードラや カースト外とされた人

          BOOK 世界の見方 インド2

          +2

          日本一美しいスタバと立山連邦

          日本一美しいスタバと立山連邦

          地は揺れても変わらずそびえ立つ立山連邦

          地は揺れても変わらずそびえ立つ立山連邦

          BOOK 世界の見方 インド

          日本に亡命して支援を受けながら独立運動を戦った中村屋のボース 独立を掲げて日本に協力して戦ったもう一人のボーズ その思いを受けて、 弁護士ガンディーは南アフリカ共和国から戻り非暴力で戦い その思いを弁護士ネルーが受けて独立後の初代首相となった 大きな時代の波を変えるには 命をかけて戦う幾人かの先を行く人がいる どれほどの熱量と将来へのビジョンを持って戦略的に 多くの協力者を巻き込み 時には敵の敵と結びながら その道を行っただろうか 日本がロシアに勝利した 日露戦争は そ

          BOOK 世界の見方 インド

          BOOK 世界の見方 フランス

          どこの国にも乗り越えてきた歴史がある フランスには封建制や戦争の中で勝ち取った自由への強い思いがその根底にある 移民を受け入れ、フランス語の教育をし 自由という意思を実践してきた 植民地での戦争や核実験 軍事航空機の世界への輸出 貧富の格差やテロの増加 エリート教育の改善 ライシテのプライドとイスラム宗教との衝突 植民地ベトナム、ハノイなど負の影響‥ 様々な矛盾や難しさを孕みながらも 独自で考えてEUの前身である組織を作り ヨーロッパ共同の足掛かりを作った それだから

          BOOK 世界の見方 フランス

          BOOK 世界史の教科書 経済編

          ―アメリカ― アメリカはお金の飛び道具と 経済モデルにたけた新参者  歴史がないから しがらみないから 何でも新規にいいもの受け入れちゃう 良い位置取り仕組み作っちゃう 怖いのは労働者と共産主義の平等思想 自分の根源が崩されちゃうんだ だから封じ込めに必死 テロは反逆国は徹底的に悪者 潰すの 植民地ないから新しいルール作っちゃえ IMFもWTOもOECDも でも中心は僕だよ 心広いから負けた国は 美味しいとこ取って活かしてあげる 経済まわして返してね ―ソ連 ロシア―

          BOOK 世界史の教科書 経済編

          BOOK 死の壁

          「死の壁」養老孟司 幼いとき 自分が死んで お葬式をしているのを 上から眺めている 夢を見たことがあった 目がさめて 何とも体が居心地悪いような 不思議な気分だった 昔は死は身近にあったもの 茶道のお炭を片付けていると このようにこのまま 灰になっていくことを 尊厳としているのだなと感じる事がある 道端に立ち上る煙に あわれを感じている句 都会は死を遠ざけ それを見えなく綺麗に 収めてしまうようになった 死の瞬間を定義することは難しい 連続して機能が止まっていくこ

          BOOK 死の壁

          Poem 震災

          希望と期待で絶頂のときに 人にはどうする事もできない地震 体も頭も振り回され 命の恐怖に襲われる 何処にいても安全ではないのだと アラーム音がなる度にビクッとする 常に恐怖がつきまとい もっと大きい揺れが来るかもしれない 寝ている間に押しつぶされるかもしれない 不安がつきまとう 気持ちをあげられなくなり 希望を持つなと 言われている気がしてくる 眠れない日々 明け方の揺れ 夜中の揺れ 泣きたくなり 天に祈りを捧げるが その力も出てこない 置いて離れてよいのだろう

          Poem 震災

          Poem 祈り

          その祈りに ずっと静かに守られてきたんだと そう思った 皆寝静まっている 明け方に 汗を流して涙を流して 祈る主の姿が 私たちの不安や 私たちの恐れや お互いの不信や 絶えぬ憎しみや争い 奢りや騙し 無関心や 無視 孤独と絶望 許されることのない 溢れ 積もる 罪によって 隔たれてしまった天と人間との 向こうの 見えない壁を取り除き すれ違ったその目を見えるようにさせ 薄暗い闇の中に灯を灯して 私たちの苦しみを 取り除いてくださいと 代わりに 祈り続けてきてくださった

          Poem 祈り

          BOOK 孤独の特権

          「孤独の特権」曽野綾子 思えば あの頃も この頃も 時間に追われていた 不安に 競争に 義務に 評価に 気が気ではなかった 病、老い、死 人は独り 老年の仕事は 孤独に耐えることだ その時間の中で 思索する 老年と晩年の孤独を恐れ 身をよじるが  その逆境による 忍耐の美は 霊魂を成熟させる 肉体を残して 一つになっていく 世界に向かうための 準備の自由時間 人間としての存在 ありのままの自分 神さまの前に 無力さを受け入れ 感謝し 祈り 天地万物に 身を委ねていく

          BOOK 孤独の特権

          Poem 古い友と

          たまに会う 昔の友達  同じ年代 思考も似てた 話は弾んだが 楽しく過ごすが どこかから ちょっとはずれてきた 2万円の高級ランチがどうとか 投資先の情報収集とか 仕事のトップ人脈情報集めとか 友達ってなんだっただろう 役に立つ情報や人脈を 広げていくツールにみえてるのかな その中に強い優劣の梯を脳につくって その子が見えてる光の世界は 誰もが望むうらやましく 思うべきものなのかな そちらに向かって強く 伸びるアンテナは あそこで涙する主の痛みと犠牲とは あまり

          Poem 古い友と

          Poem 道

          初めの愛 地獄から救ってくださった愛 今も救うためにもがく 命のためにすべきことある 天の側も 地の側も できる最大限 後悔なくなしていく 自分はどれだけ 感謝を忘れなかったか どれだけもがいたか どれだけ祈れたか どれだけ従順できたか 今、 従順の意味をはじめて悟った 命に至る道を人は分からないから 従順するのが唯一の命の道だ 人間的に考えたら華麗な道でも 死に至る道がある 苦労多く無念な道でも 永遠に至る狭い道がある