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注意力について

アクセスありがとうございます。

今回は注意力についてです。


概要


注意力とは
物事に集中する力や
多くの情報から自分に必要なものを的確に選択する能力
などを指します。

仕事にはもちろん、日常生活にも必要なスキルです。
訓練によって伸ばすことができます。
(性格や遺伝による個人差あり)

注意力が足りなくなると、
ミスをしたり、誤った選択をしやすくなってしまいます。

注意力はが作用する能力なので
脳に負担がかかっているとパフォーマンスが落ちます。

疲れている状態(身体的、精神的問わず)や
情報が集まりすぎて処理しきれない状態などです。

重度の運動や過労の後はもちろん、
PCやスマホで多くの情報を読み取っている状態、
つまり(昼行性の方)は注意力が下がっている可能性が高いです。


注意力≒体力


注意力は体力みたいなもので、
5~10分の小休憩である程度は回復しますが、完全には戻らず
どんどんと疲労が蓄積されてパフォーマンスが落ちてきます。
(俗に言うSAN値に近いものを感じます)

感覚的な例として、1日の仕事(8h)を考えます。
2hずつ仕事をして、その都度休憩(2回目はお昼なので時間長め)をはさみます。

最初注意力が100あったとすると
1) 仕事(1/4) → 70まで減少(-30)
2) 小休憩 → 90まで回復(+20)

3) 仕事(2/4) → 55まで減少(-35)
4) お昼休憩 → 85まで回復(+30)

5) 仕事(3/4) → 45まで減少(-40)
6) 小休憩 → 60まで回復(+15)

7) 仕事(4/4) → 15まで減少(-45)
※あくまでも一例で、数字は極端に取っています。

要は疲労によって注意力の消費が増えやすく、
休憩による回復量が減っていきます

基本的には仕事は午後の方がパフォーマンスが出ない傾向が強いです。
(実際は中だるみや終端効果といったバイアスで増減量は変化します)


注意力の回復



脳は疲れていると
短絡的な選択をしてしまいがちなので注意が必要です。
めんどくさいからこっちにしよう!とよく考えずに選択してしまいます。

注意力は休憩によって回復することが可能ですが
一番効果が高いのは睡眠です。
睡眠時間や睡眠環境の整備は極めて重要です。

瞑想によっても睡眠に次ぐ回復量が期待できます。
瞑想のトレーニングを積むことでマインドフルネスの状態になり、
小休憩の回復量を増やせる効果があります。

目を閉じて何も考えずにいるだけでも一定の効果があるようです。
「何も考えず」というのが重要で、この状態を維持するのが非常に難しいとされています。

ストレスが蓄積されている状態だと
睡眠や瞑想による回復が期待できない可能性があります。

休みの日にリフレッシュすることでストレスを解消して
万全の状態に戻すことができます。

また、休憩中にスマホを見る行為は、
快楽系を刺激するため気分的には良いものの
脳や目を刺激し、身体的なダメージが入っています。
注意力の回復量としては低めとなることが多いです。


まとめ


睡眠によって頭の中の情報が整理される
(覚えることと忘れることの整理がされる)ため、
は脳のパフォーマンスが高いと言えます。

重要な仕事や案件は朝に片付けた方が良いかもしれませんね。

注意力の維持は
睡眠とストレスコントロールが重要になっていきます。

また、小休憩でも回復効果はあるため
必要な時は適宜取った方が良いでしょう。
(取りすぎると脳が怠けることを覚えてしまうため
注意力の総量が減ってしまうと思われます)


今回はこの辺で。

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