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『雨の六本木で来栖りんのことを考える』TOKYO豚骨BASE MADE by博多一風堂@品川(東京ラーメン短歌散歩その5)

絶対なんてこの世にないと思ってた世界の中心の君に会うまで
真っ白なキャンバス彩る紅生姜高菜大蒜ニンニク博多三原色
同じ空の下にいるだけで十分と嘘ついてきた八つの季節

信仰の対象としての来栖りん

寝る前についついツイッターを徘徊してしまい、容赦ない誹謗中傷の嵐に加え、その被害者とされるアカウントを見に行くと、あんたもあんたで煽っとるやないか!みたいな殺伐とした気持ちになってしまい、夢見が悪くなるというのが日常茶飯事です。

いつものように悪夢に向かう2021年11月8日22時、ツイッターのトレンドに入っていた「#来栖りん生誕祭2021」というハッシュタグをなんの気無しにクリックしました。

すると、なんだこの多幸感あふれるつぶやきの数々は!

スクロールしてもスクロールしても、それぞれの来栖りんさんへの愛が語られ、今幸せであることへの感謝が語られ、来栖りんさんがこの世界に生まれ落ちてくれたことへの祝賀が語られている。

この日は、来栖りんさんのお誕生日で、その夜は来栖りんさんのお誕生日をお祝いするイベントが開催されていました。



多くのコメントで、来栖りんさんのお祝いをするだけでなく、来栖りんさんがいることで、自分が幸せに生きていることの感謝が綴られています。

こうなると、来栖りんはもう控えめに行って神様です。

キリスト教では、神は人間に平等に愛を与える一方、愛を与えられた人間は神を信じ、日常に奉仕することにより、福音を聴きます。

来栖りんは、世界に愛を平等に与え、私たちは来栖りんを信じることで、人生が豊かになり、来栖りんに感謝をします。

私たちは来栖りんと取引をするように幸せになるのではなく、平等に与えられた愛を糧に一生懸命生きていると自然と幸せになっているのです。

そんなことを考えながら、自然と私も来栖りんさんに祝福の言葉を述べていました。

久々に夢見もよく、朝起きるとツイッターから通知が来ています。

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神が降臨しておりました。

早朝、イベントの行われていた六本木に向かいます。

来栖りんさんが生まれたことへの感謝を半日遅れで捧げに行きます。

BGMはノヴェレッテにしました。

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小雨の降る朝の六本木。

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イベントの開催されていた六本木EXシアターに、昨晩の生誕祭の名残は一切残っていません。

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これはきっと、世界のどこかにいらっしゃる来栖りん様が絶対神であり、来栖りん様をかたどった偶像崇拝が行われることにより、私たちの信仰が堕落することを防ぐために、プラチナムピクセル寺が私たちのために行ってくれたことです。

私も形あるものでなく、世界のどこかにいて、私たちをいつも照らしてくれる来栖りん様に祈りをささげつつ、六本木を後にして、仕事に向かいました。

いつも心に来栖りんを。

病めるときも健やかなるときも、来栖りんとともにあらんことを。

品川駅構内で豚骨の無限の可能性を感じる

来栖りん様はとんこつラーメンがお好きということで、

日々全国への布教にお忙しい来栖りん様が移動の合間にさっと食べられる品川駅構内にあるとんこつラーメン店に向かいます。

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JR品川駅にあるTOKYO豚骨BASE MADE by博多一風堂は、その名の通り、今や世界に展開する博多一風堂がプロデュースしている店舗です。

定番のとんこつラーメンだけでなく、豚骨スープをベースに醤油や味噌、つけ麺など、豚骨の魅力を多角的に表現する王道かつチャレンジングなお店です。

朝7:00(土日は8:00)から夜23:00まで営業していますので、これから仕事で新幹線に乗る前に、ライブや旅行、出張から帰ってきて帰宅前に、いつでも私達の「ああ、豚骨ラーメン食べたい」という欲求を満たしてくれる東京砂漠のオアシスです。

Zeetleというアプリをダウンロードすると、毎回来店ポイントが貯まって、10杯食べると無料になったり、初回ダウンロードで半熟玉子が無料になってお得です!

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お店の外で食券を購入します。

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いつでもうまいラーメンとは一期一会の覚悟で向かい合うべく、初心を大切にベーシックな原点の味、白(690円)を購入しました。

麺はカタメで、クーポンを見せて、味玉もいただきます。

5分ほどで着丼。

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豚骨の香りに脳がとろけます。

安心安定のカタメの細麺が、豚骨をまとってより輝きます。

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替玉(100円)もいただきました。

辛子高菜、紅しょうが、ニンニクを投入して、豚骨の無限大の可能性を確認します。

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ごちそうさまでした!

2年ぶりのリアルイベント

オミクロン株の発見もあり引き続き警戒を緩めてはなりませんが、コロナ感染者が低位で安定していることから、約2年ぶりに物販のあるリアルイベントを観覧してきました。

コロナ禍に様々なライブやイベントが配信されるようになり、コロナ前から基本的には在宅中心のヲタク生活を送っていた立場としては、むしろこれまで配信されていなかったものを家で楽しめるようになり、それはそれで充実していたのですが、やっぱり現場じゃないと楽しめないことってあるんですよね。

特にトークライブの場合、お客さんからの拍手や笑い声に呼応して、演者さんの体温がぐっと上がって、さらにトークのアクセルが踏み込まれて神イベントになることもままありまして。

そんな瞬間に現場の空気を一緒に吸っていると、単に情報としての面白さを超えた身体性のある面白さを感じられるのが、リアルイベントのよさだなあとあらためて思いました。

あと、今回、最前(感染対策で2列目が最前)で見れたのですが、同じく最前にいた特定の女の子だけを目的に来たおじさまが推しが話し終えたらあからさまにつまんなそうにスマホいじり出すとか、何列か後ろのおじさまがイベントの途中で何かガサゴソしている音が響いて演者も観客もピリッとするとか、ああ、こういうのあったなあと懐かしさの極みでした。

あと、推しに千円札を渡してランチェキを買ったり、差し入れ渡したりできるのってテンション上がりますよね。

推しもまあまあ人見知りではあるのですが、

当方も相当な人見知りのため、イベント前のツイートで喋れない宣言していた推しから、気を遣われて、帰り際に「差し入れありがとうございます」とか声をかけられ、「ありがとうございます」と謎の返答をしてしまい、嬉しさと同時に、やっぱコミュ障って年齢を重ねて治るものではないんだな、転職とか絶対無理だな、慣れ親しんだ今の職場から捨てられないように引き続き真面目に働かなきゃな、と改めて感じました。

感染対策に万全を期し、体調が悪ければ決して無理をせず、推しを推せる貴重な時間を大切にしていきたい所存です。

次回、12月20日(月)更新予定。

良い一日をお過ごしください。

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