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「電力ひっ迫警報」が出ているのでせっかくだから「停電体験」してみました。

こんばんは。ゴリィです。防災士をしたりオルゴールアーティストをしたり、カラーセラピーをしたり色々やっています。総合サイト「轟RADIO」です。

さて、東京電力管内に続き東北電力管内でも「電力ひっ迫警報」が発令されました。今回はいい機会なので「停電体験」をしてみました。

今回の停電体験の内容

「停電体験」といっても1日ガチで、というわけではありません。すごーく簡単にやってみました。

①エアコンを切って生活

今回のメインです。仙台は0℃くらいの気温の中、エアコンを切って服装の調節だけで乗り切れるのか、実験してみました。これは午後2時ごろにスタートし、この記事を書いている間も継続しています。

②電気をすべて消してみる

使っていない場所の電気は切っていましたが、生活している部屋の電気を切り、手持ちのLEDランタンでどの程度明かりが取れるのか体感してみました。

③パソコンとテレビを切ってみる

普段情報入手手段にしている「パソコン」と「テレビ」を切ってみて、どの程度情報入手に不便を感じるかを試してみました。

※ガチではやらない

ひと晩とか数時間とかやるのはもちろんいいことですが、ここでオススメしようとしたときに「気軽さ」を重視したかったので②③はせいぜい30分もかけずにやめました(何より、自分のツイキャス配信の準備があるのでパソコンは必要でしたので)。

今回はこんな「気軽に」でもさまざまな気付きが得られることをお伝えしたいと思います。ただ、「暖房」は温度変化に時間がかかるのでガチ目です。

パソコンとテレビを切ると「ニュース」が途絶える

パソコンとテレビを切ると、ニュースが分からなくなります。特に、ニュースは映像で見たいな、と思いました。ウクライナ情勢もありますし。

YouTubeで各局がライブ配信しているのである程度それを見ればいいことは知っていましたが、災害時に一番頼りになるのはやっぱりNHK。そこで、NHKのアプリをスマホにダウンロードし、災害時などに動画配信されるのを閲覧できるようにしました。

取り急ぎ困ることと言えばこれくらいでしょうか?

電気を消してLEDランタンで・・・おいっ!

まず、昼間のうちに電気を全部消してみました。曇っていても外からの明るさで薄暗いながらも部屋にいるうちはじゅうぶん過ごせました。もちろん、個室のトイレやいちばん光が届かない玄関は真っ暗になるので、そこに明かりが必要にはなりますが。

で、LEDランタンを用意。ひとつは普段からテーブルに出しているのでそれを光らせてみると明るく光ってくれました。そして、もう1個しまっているほうのLEDランタン(2個セットで売っていた)を出してみたら・・・

・・・光らない💦。いい機会なので電池を買いに行くことにしました。

で、電池を買ってきて部屋の中央とパソコンデスクで光らせてみました。うん、充分な明るさ。

現在、WEBカメラ対策でパーテーションを立てているので、部屋側とパソコンデスク側の2個は常備が必要です。ちなみに、「譜面台ライト」が2つあり、ひとつはパソコンデスクに、もうひとつはベッドの網につけています。

これらも使えば、相当明るくなりそうです(但し譜面台ライトは充電が必要)。

ちなみに、しまってあったLEDランタンと一緒に、手を握って離してをくり返してライトを光らせる「手動懐中電灯」を見つけました(どこで手に入れたんだ?)。こういう掘り出し物も出てくるもんです。

エアコンを消して厚着で対策

エアコンを消して温度が下がると、「外気温」とイコールになるので、「外に出る格好」をしていれば寒くはないだろう、と思い外に出る格好に着替えました。

①下着(薄手のTシャツとパンツ)
②トレーナー・チノパン
③ジャージ上
④N3-Bジャケット

気温が10℃まではこの格好なのでこの格好で過ごしました。

なんか、寒いんです。

これは、外に出ているときは歩いたり立っていたり何かしら「動いている」のに、寝ている態勢ではそれがないからだと思います。あとは、雪で鉄筋の躯体が冷やされ余分に冷えたか。

そこで、インナーで調節しようとしたのですが・・・。インナーって「ヒートテック」「クールテック」「ただのインナー」って3種類あるじゃないですか。どれがどれだか分からない(笑)。

一応、ヒートテックっぽいものを選んで①の下に着ました。まちがっていなかったようで、この時間もエアコンは切っていますが温かいですよ。

機能性下着を買うときってクールなのかヒートなのかよく分かるようにしておく必要があるな、と思いました(adidasの場合HEAT、COOLと入っているがよく分からない「CHILL」があるんですよね。他は表記もないしw)。

ついでなんで外の様子も

ヒートテックを着た状態でスーパーに電池を買いに行ってきました。そのついでに色々見てきました。

①パチンコ屋さん

まったくの通常営業でした。お客さんの数もいつも通り、むしろいつもより多いかもしれませんでした。空調はいつもと服装が違うので違いがあったかはよく分かりませんでした。

こういうとき、真っ先に槍玉にあげられるのがこういった遊興店です。パチンコ台ってランプが多くて見た目が派手だから電気を食っているイメージがあるかもしれませんが、LEDなのでたかが知れています(玉やメダル補給器が電力喰ってそうですが)。

それでも、「ウォームシェア」「クールシェア」を考えれば一概に「営業休止」ともいえないのかもしれませんね。

②ドラッグストア

スーパーで買うより安く電池が買えそうなのでドラッグストアに向かいました(スーパーにはいかず)。まったくの平常営業で、ふだんと何か変わった様子はありませんでした。

もともと陳列棚に照明を使ったりしているわけではないので、削るところがないんでしょうね。店内のBGMがなかったような気がしますが、はっきりとは覚えていません。

③コンビニ(ファミリーマート)

ここはかなり徹底していました。まず、外看板の照明はすべて消されていました。

中に入ると、照明をつけている冷蔵の陳列棚の照明はすべて消えていました。そして、ファミチキや焼き鳥を入れている陳列什器の照明も消えていました。でも、ファミチキ類はきちんと温かい状態で出てきました。

全国チェーンなだけに、こういう時の対応は早いし徹底していますね!

まとめ

今回、「電力ひっ迫警報」を機に「プチ停電体験」をやってみましたが、「プチ」とはいえいろいろ気付くものがありました(なんならめっけもんもありましたw)。

本来、「停電体験」はひと晩何も電気を使わずに、とか本格的にやるものなのかもしれませんが、僕はそれはおススメしません。僕がやりたくないから(笑)。やりたくないものは勧められませんので、

気軽にできる範囲でいいので、「とりあえずやってみる」ことが大事なのです。

3/16の福島県沖の地震から発電所が復旧するまで、特に東北地方はあと何回か「電力ひっ迫警報」が出る可能性もあります。滅多に経験できないことなので、滅多にできない「いい経験」をしてみてください

滅多にできない悪い経験「大規模停電」を避けるためにも。

「トドろき防災」ではウェブサイト上の記事やブログなどで防災に役立つ知識や簡単にできる防災体験などを紹介しています。ぜひ、サイトのほうも覗いてみてください。


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