見出し画像

大阪は赤信号、第3波の乗り切り方について

おはようございます!

今日は新型コロナウイルスについて書きたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
▽大阪は赤信号、第3波の乗り切り方について
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


新型コロナウイルス、第3波の感染拡大が起きていますが、僕が働いている大阪では感染者数が特に増加し、近くの施設でも陽性者がでるようになってきました。

無症状で感染を拡大させるこのウイルスは、じわじわと高齢者や持病がある人に忍び寄り、少しずつ重症化させることが特徴です。

インフルエンザや他の病気が流行する冬に、まん延しやすく重症化も伴うこの新型コロナウイルスがあるのは、極めて厄介な状況で、少しずつ、でも着々と医療体制のひっ迫させることが最大の課題です。

大阪は『赤信号』を点灯し、『医療非常事態宣言』をすることとなりました。
『withコロナ』の考え方が冬に適しているのか…
不要不急の外出は避ける事態となっています。

とは言え、医療や介護を止める訳には行かないので、その"対策"と"体制の維持の仕方"、つまり"乗り切り方"が問われています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
市町村単位で感染の動向を共有、対策する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コロナ分科会の尾身会長は『個人の努力に頼るステージは過ぎた。』と発言されましたが、その通りだと思います。

個人に手指消毒の徹底をいくらお願いしても、まん延するのが新型コロナウイルスです。

しかし、いまだに市町村からの通知は『サービス中の手指消毒とマスク着用の徹底』の連絡のみで、具体的な連絡はありません。

市内で陽性者が出ても、どのような対策をしていて、どんな広がり方をしたのか公表されません。

いまのPCR検査の運用方法は、医療、介護従事者、あるいは利用者さんが感染と疑われる場合、即検査の実施、陽性であれば、職員、利用者さん全員が検査対象となります。

でも、その詳しい検査の内容や状況が同じ市内に居ても全くわかりません。

身近な施設で陽性者が出た時に
あれだけ徹底してた事業所でも出るのか…とか
あそこなら出てもおかしくないな…
こんな広がり方をするのか…

という手触り感のある情報こそ、現場に活かすことができると思います。

全員検査した場合、感染者数はその事業所の『新型コロナに対する通知表』のようになるので、酷だとは思いますが、事業所名は出さずとも、感染の内容は市町村が公表するべきだと思います。

市町村単位で詳しい状況の共有、『手指消毒、マスク』以外の対策の実施をしていくべきです。
個人レベルで対応できる状況ではありません。

感染リスクが高い入浴介助や食事介助を行う事業所には『市町村から使い捨てのゴーグルを配布する』とか『防護服の配布』などして欲しいなと思います。


では、いってらっしゃい!



#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?